隙間時間の活用法
こんにちは😀
今回は大学受験勉強の「隙間時間の活用」についてお話しします。
昨日、塾のアルバイトで生徒からこんな質問が来ました。
「僕、英単語を覚えるとできると思うんです。でもなかなか時間がなくてあまり進んでいないんです。どうすればいいですか?」と。
彼は神大を目指す生徒で確かに賢い。でも勉強法についてはあまりわかっていないようでした。
私は「英単語っていつの時間に勉強してるんや?」と逆に質問を返しました。
彼は「隙間時間ですね。バスや電車の中でやっています。でもなかなか進まなくて・・・」と。
彼はウルトラQの方法を探しているようでした。なので私は次のように答えました。
「隙間時間に数学や英語長文を解きなさい。」と。
続けて「単語の勉強をすれば点数が取れるなら、なぜ机に向かって単語の勉強をしないんですか?覚えたら得点源になるのなら、それは隙間時間にやるのではなくて机に向かって集中して覚えることのほうがもっと効果的ではありませんか?隙間時間を活用したいなら、時間制限内で解かないといけない数学や英語長文などの演習問題の方が向いているのではないですか?」
彼は納得してくれました。
最近の生徒は電車の中で単語の勉強をしているのをよく見ます。
私は非常に惜しいなあ、と思っています。単語との向き合う時間があまりにも短いと。
それなら、限られた時間内でできる学習の方がよっぽど効果的ではないのか?と思います。
学校や塾の先生は暗記物に対して、非常に甘い考えを持っているような気がします。
「覚えたら得点になる」のなら「もっともピークな時間でやるべき」ではないでしょうか?
そして隙間時間には「制限時間内で解かないといけない」という緊張感のある演習問題に時間を充てた方がいいと思います。
座席に座らないとできないのなら、数学であれば「解き方を考える」だけでもいいです。計算過程はもちろん大事ですが、数学は「答えの導き方」の練習の方を繰り返しやるべきです。英語であれば英語長文や文法問題や過去問。国語も読解の練習になりますね。理系科目なら計算が必要な問題をやるといいでしょう。社会科目は暗記が多いですのであまりお勧めはしません。
「常識」というのは一般大衆が築いた「偏見」でもあります。その常識をあらゆる角度から見直すと問題点が出たり、自分の考えに意に反する答えが出たりします。その常識をいかに破る勇気を持てるのかが大事だと思います。
受験生は綱渡りのような不安定な場所を歩み続けなければならない怖い状況にいますが、結局は型破りな人間の方が案外社会では成功したりするもんです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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