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株主優待体験記 11 - 第一交通産業


目的

この記事は二つの目的で書いています。

  1. これから株主優待目的で株式投資を始める方への参考情報の提供

  2. 筆者自身の投資経験の記録と振り返り

一つの記事で一銘柄を取り上げ、実際に株主優待を受けてみての感想や満足度などを共有していきます。


きっかけ


最小限の労力で生活費を稼ぎ、悠々自適な生活を送りたい。いわゆるFIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指したいと考えたことが始まりでした。

2021年、ボーナス片手に日本株を検索。桐谷さんの記事やネットで選定基準をざっとみてみる。とはいえビビりなのでまずは優待株狙いで有名どころの鉄板銘柄の購入からはじめました。

第九弾です。前回はこちら


主な選定基準

  1. 配当利回り3%(株式購入時)

  2. 金券や食事券などの株主優待(割引券 は対象外)

※優待内容の魅力度によっては、配当利回りの基準を満たさない銘柄も含まれています。


会社概要

証券コード:9035(福証)

  • 会社名:第一交通産業株式会社

  • 配当利回り:3.1%(2024年9月27日時点)


株主優待の詳細 (2024/09/27時点)


実際に優待を受けてみて

まず、ユニークなのが、売買できる証券取引所です。こちらは福岡証券取引所での売買となります(東証ではない)。

また、魅力的だったのが、3.1%という配当利回り。これだけでも十分お得だと感じましたが、そこに加えて株主優待があるというのは驚きでした。

優待内容は、1,000円分のタクシークーポン券 x 年二回。最初は「たった1,000円か」と思いましたが、実際に使ってみると、これがとても便利で魅力的だったんです。

ある週末、息子のサッカーイベントで指定の運動公園へ行く必要があり、最寄り駅から車で10分の場所で、徒歩ではいけない距離でした。バスの運行頻度も低く、集合時間にピッタリな便がなく、タクシーの利用一択でした。そんな時、「あ、株主優待のタクシークーポンがあった!」と思い出したんです。

第一交通はタクシー業界の大手。地方のタクシー会社も提携されているんで、使うことができました。

この体験から、株主優待の魅力を肌で感じました。また、このクーポンは、郵送時に送られてくるカタログギフトの中から該当金額の分の商品との交換も可能です。なので必要に応じてちゃんと使える実用的な特典です。

株式の保有量に応じてタクシークーポンの増額や長期保有もあります。関東首都圏在住の方であれば、ちょっとした移動でタクシーを使う際などに重宝するのではないでしょうか。


参考になった方、実際にこの銘柄を購入した方いらしたら、スキボタンを押していただけると励みになります。

ご覧いただきありがとうございました。

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