0208日経より所感


「転職で賃金増」最多35% リクルート23年調査 幅広い業種で上昇

 リクルートは7日、同社のサービスを通じて2023年に転職した後に賃金が増えた人の割合が35.0%だったと発表した。22年の33.0%を超え、さかのぼることができる02年以降で最高となった。人手不足を背景に幅広い業種で募集や採用時の賃金が高まっている。
 「転職時の賃金変動状況」の調査結果を公表した。前職に比べて賃金が1割以上増えた人を「賃金が増えた」と定義して集計した。
→転職先での賃金上昇が1割以上、というのはかなりのアップだろう。
この記事では後半職種別にコメントがあり、人事系、営業、サービス業の高率を書いている。
私も人事系で転職したが、1割以上給与が上がったかと言われるとそこまで上がっていない。ただ単身赴任の解消や、業務内容など納得する内容で転職できたのが大きかった。
転職のし易さはひと昔と比べ格段に変わったし、受け入れる企業側も当たり前の反応をしてくれる。
会社にはキャリア用の教育プログラムがあり、私が前の会社に入社した頃と比較して社会が変わったことを肌で感じている。
とは言え、転職市場が激しくなるにつれ、実力の評価は厳しくなると考えられる。
キャリア組は特に人脈形成からスタートとなるのでプロパー人材とは圧倒的な差がある。
とは言えビジネスライクの付き合い方は転職組の方がスムーズにできる事もあるので、良くも悪くも、というところかな。

ファーウェイ、超急速EV充電網 中国で 10分で満タン、インフラ整えテスラ追う
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が2024年中に同国で電気自動車(EV)の急速充電器を10万基設置する。米テスラが中国で展開する装置に比べて単純計算で最大2.4倍の能力を持ち、10分ほどで充電を完了する。中国車メーカーによる急速充電対応のEV販売をインフラ面から支える。
 広東省深圳市にある大型商業施設の駐車場に、ファーウェイ製のEV充電器が設置された。ファーウェイのロゴの下には「600キロワット」と書かれている。宣伝文句は「一秒一公里」。1秒の充電で1キロ走行できるとうたう。
→中国のやる時はやる、というパワーにはどの国もまだまだ勝てないか
上海に何度も出張していたが、中国の方は直接答えに結びつく対応が好まれる気がする
日本は奥ゆかしさを美、とするが、中国はどちらかというと、日本に比べ欲に対して素直に対応する、というイメージを持っている
自動車で言えば、車を安く作りたい、早く充電できるようにしたい、もっと快適な空間にしたい、などの改善点は、即、確実にこなせる実力と頭脳がある。
ここに国の施策が入ると尚更開発スピードは増すのだろう。
日本も負けてられない。
最近JAPAN QUOLITYを揺るがす問題が多いが、改めて国民性を活かした、カイゼンの次の施策を考え突き詰めることで日本の良さはまだまだ伸ばせると考えている。
現代の日本人はグローバルで見た時に何が違うのか、秀でているのか、を分析した上で国内問題の解決に努めるのも一つのアプローチだと思う。

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