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彼女はライオン

sunny
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大好きだったシネイド・オコナー(シンニードの方が馴染み深いけど)がなくなった。
とても悲しい。
だから歌をつくりました。

自宅でアイフォンのボイスメモで録ったので音はわるいです。
1時間でつくりました。
言葉とメロディーを削って削って。
聞いてもらえたら嬉しいです。
(ギターのチューニング、歌の音程のふらつきは気にしないでほしい)

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彼女はライオン 向かい風見つめる
青い目の北の少女
彼女はライオン 檻と餌を捨てて
誇らしげに痩せこけて
笑顔を重ねて 笑顔を潰してゆく
悪意を重ねて 無関心を育てて続ける
この便利な荒野で
涙を風に飛ばし 夕日見つめてるライオン
足の震えを黄金の美しい毛で隠しながら 

善意を重ねて 弱さを忌み嫌って
正義を重ねて それ以外を消し続けてる
この便利な荒野で

ここには居なくても きっと世界中にいる
私と同じ痛みを感じ 空腹も感じている人が

昨日の傷を抱いて 夕日見つめてるライオン
遠く雨雲の中に咲く美しい稲妻を見つめる
涙を風に飛ばし 夕日見つめてるライオン
足の震えを黄金の美しい毛で隠しながら
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血の日曜日事件のことはU2の「ブラッディサンデー」から知った。この歌もとてもすばらしいのだけど、U2は「この歌は反抗の歌ではない(This song is not a rebel song)」と演奏前に語ったらしい。シンニードオコナーはそれを受けて「This is a rebel song」を作ったときいた。
作品を作品として、独立して演奏するU2と、あえて「反抗」を打ち出すシンニード。どちらにも理由がある。
大きく違うのは「政治のマジョリティ」である男性と、そうでない女性という性別。過激(という表現は嫌いだ)にならざるをえない人々は、なぜ冷静でいられないのか?そこには明確な理由があると思う。
U2を「戦ってるフリ」とは言わない。初期の彼らは彼らのできる範囲最大限戦っていた。でも、圧倒的不利な状況のなかで、生まれながらに孤軍奮闘させられてる人たちを「過激」だといいたくない。

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