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少子化対策で妻が保育士の私が思う事

この記事を読んで思うことがあってTwitterに書き始めたけど180文字で収まらないのでここに書く。

妻が保育士の私からすると

「保育士1人が担当する1歳児の人数を6人から5人に減らす」
という政策には恐怖を感じる。

一見預ける側には質改善に聞こえるがこんな問題が潜んでいると私は思う

1 保育者とその家族への負担増
2 施設側への負担増
3 結局利用者への負担増

保育者とその家族への負担増

だいたい保育の質改善の政策には保育者とその家族の事は考えられていない。
今回もそうである。
担当する児童が一人減る事は個人の負担が減る様で実際はそうではない
先生はクラスまたは施設を包括的にみているので決まった児童を見ている訳では無いからだ。
しかも担当児童が減ったからといって全体の人数が減る訳ではない。

施設側への負担増

現状の受け入れ人数を確保するならば、施設は保育者を増やさなくてはいけなくなる。
となると運営費用が増える訳で実に単純な話である。
また受け入れ人数が減る事で施設の収入は減る事になってしまうだろう。

結局利用者への負担増

施設が利用人数を決めるには保育者が何人在籍しているかで決まってくる。
今までは3人の保育者がいれば18人の児童を保育できたが、今回の政策が施行されえれば3人減り15人の児童しか保育をする事ができない。

減らされた3人はどうなるか?
待機児童になる事は明白である。
しかも施設は収入が減るので間接的でも利用料のアップに繋がりかねない。
(実際は保育無料だから詳しい関係は分からないが。。)

つまり利用者は預けづらくなり、利用料アップの可能性が高くなるという話では無いだろうか。


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