【突然交通事故にあった長男の闘病日記】11月11日(金)　232日目：運転再開

今日から長男は車の運転を再開した。

但し、夜間は運転しないようにと言われているので、昼間だけの運転だ。

今日の長男のシフトは午後1時から午後9時まで。

長男の車の運転で職場まで行き、帰りは夫が運転して帰る。

夜は夫が長男を迎えに行く。

長男の免許証には二つの制限がある。

ひとつは視力が悪い人が皆もっている、"Corrective Lenses"。

私も視力が悪いので、その制限が免許証に書いてある。

もうひとつは"Outside Mirror Each Side"。

直訳すると両側外ミラー。

すでに車には左右両側にミラーがあるのになぜこの制限？と思ったのだが、これは死角（Blind Spot）を映すミラーをつけろ、という制限らしい。

Blind Spot Mirror

長男の左眼の視力が弱いのでこの制限がついたようだ。

このミラー、次男が車の免許を取る時に買っていたものがあったのでそれを使うことにした。

とりあえず、車の運転が再開できたことは嬉しい。

長男の運転に付き合った夫が
「他の車を気にして、怒りっぽくなってるよ。
自分の回りばかり気にしていて、先の方をよくみていない」
と言っていた。

事故後の運転試験にはパスしているので大丈夫だとは思うが、やはり心配だ。

夜10時前に長男と夫が戻ってきた。

「仕事はどうだった？」
と聞くと、いつものように愚痴と文句のオンパレードだ。

「ま、しばらく我慢しなさい。
他の仕事をアプライして、そっちの仕事にいけばいいんだから。
がんばって」
というと

「ぼくはどんな仕事でも本気でやってるよ。
がんばってるよ」
と言う。

ま、性格上、仕事は真面目に責任を持ってやるのは知っている。

今は長男の愚痴を聞いてあげるのが私の役目だと思う。

それでストレス発散できるのであれば、きっと長男のメンタル的にもいいだろう。

それが少しでも脳の回復に役にたつのであればいいのだが。