プロのジャズメンは、ジャズをどのように聴いているか?①8分音符がスイングの基本
今回は、プロのジャズメンは、どのように
ジャズを聴いているか?
ジャズを身につけ、自在にスイングし、アドリブの応酬で、緻密な音楽をその場で
創って楽しみ、聴衆を楽しませる
プロのジャズメンたちは、
どのような点に重きを置いてジャズを捉えているかについて、私の意見を述べたいと思います。
【最重要!!8分音符のニュアンス】
私がジャズのアドリブを聴く際に、
まず一番気にする点は、
8分音符のニュアンスがどう演奏されてるか?です。
ジャズのアドリブを擬音語で表す際に
よく使われる
'シュビドゥバ、シュビドゥバ'
ってやつですね。
このシュビドゥバが、
どのように演奏されているか。
8分音符はがどのようなニュアンスで演奏されるかが、そのリズムが
スイングしているかどうかの最重要なポイントになります。
(この8分音符の演奏のされ方には
歴史的な発展段階があります。
そこについては、別の機会に述べます。)
8分音符の演奏の仕方がダサいと
(バンドマンのスラングでいうと’イモ'だと)
それだけで'あーあー残念'となってしまいます。
どんな8分がイモかというと、、
童謡の'お猿の籠や'のような8分音符の
演奏の仕方です。
(3連符の1つめと3つ目のハネる8分音符で、
かつ頭にアクセントがあるニュアンスですね)
ベーシストとドラマーにとっては、まともな奏者なら、アンサンブルをスイングさせるため、
必死にスピードがある、'長い一拍'を出そうとしてます、
なのに、その上で、
ジャズの8分は3連の中抜きかしら??
と、パンラパンラと、
'お猿の籠やだホイサッサ♪'をやられると、、
仮にそのフレーズがパーカーやコルトレーンや
バドパウエルからの引用のような
音使いになっていても、、
全く説得力のあるフレーズとして入ってきませんし、せっかくの長い拍がムゲになってしまいます、、、
で、このような8分音符を演奏してしまっている傾向は、初心者のみならず、なんと
’私はプロジャズミュージシャンです"として
世に出ている連中の中にもいます。
ではどうすればよいのか、、
私が考える、一つの有効な方法は
レコードの中のレジェンド達の演奏した
8分音符のニュアンスを、よく聴いて、イメージして、同じようなリズムで演奏できるよう
繰り返し演奏することが一番効果的かつ、確実な練習になると思います。
ここから先の有料記事では、
その具体的な練習方法のやり方を
お伝えします。
全楽器対象、
リスナーの方も'なるほど!'と思える内容です。
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