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タイで古着の仕入れ‐ロンクルア市場・アランヤプラテート編

2024年5月にスタッフと二人でタイに仕入れに行ってきた。
お客様にタイに仕入れに行ってきたと話すと「なんでタイなの?」とよく聞かれるが、タイは世界中から古着が集まる国の一つなのだ。

今回はバンコク▶アランヤプラテート▶バンコクという日程で10日ほど仕入れまくってきた。

今回行った場所

  • ロンクルア市場

  • チャトチャックウィークエンドマーケット

  • バンスージャンクション

  • ジョッドフェアーズナイトマーケット

  • パタヴィコンマーケット

  • シーナカリン鉄道市場

  • ヤワラート(チャイナタウン)

  • ローカルなナイトマーケット色々

初日から大ミス

朝9時出発の飛行機だったので前日から夜行バスで東京駅まで行き、東京駅から成田空港へ。寝ぼけていたのか前日飲み過ぎたせいか、9時の飛行機に乗り遅れてしまった。空港の吉野家で朝食を食べたり喫煙所を探したりしなければ間に合ったのに・・と色々悔やみながらチェックインカウンターで変更手数料5万円を支払い次の便に変更してもらいバンコクへ(涙)

バンコクは夕方

スワンナプーム国際空港に到着したのが夕方。予定では昼過ぎに到着してカンボジア付近まで移動するつもりだったが、急遽バンコク市内で一泊することに。ホテルの1階が食堂になっているホテルで、カオマンガイが美味しい食堂だった。飛行機に乗り遅れたお陰でお気に入りのホテルがまた1つ増えた。

カオマンガイ普通盛り50バーツ(200円)/大盛り60バーツ(240円)
テーブルにある青唐辛子を齧りながら食べるスタイル

2日目は早朝のバスでロンクルア市場へ向かう。
今回は約10年ぶりのロンクルア。バンコクからバスで東へ向かい4時間ほど。カンボジアとの国境沿いのアランヤプラテートという町に、広大な古着市場がある。その広さは東京ドーム10個分と言われているほど。
10年前は道がガタガタでバス移動がつらく「二度と来るか」と思ったが、この10年で道が整備されたのか大分行きやすくなっていた(途中高速道路が出来たのかも)。

ロンクルア市場

ロンクルア市場ではレンタルバイクを借りて仕入れた。広すぎて徒歩では絶対無理。客引きのおっちゃんと話をしてレンタルバイクを持ってきて貰う。ヘルメットは?と聞いたが、アランでは必要ないとの事。去年チェンマイに行った際ノーヘルで罰金を払った記憶が蘇ったが、地元の人が必要ないと言うのだから大丈夫なのだろう。

(チケット変更手数料の5万円を取り戻すべく)仕入れのモチベーションは連日高く、過去最高と言っても良い内容の仕入れが出来た。

ビニールテープで固定するのがロンクルアスタイル(1回落ちた)

そんな感じで仕入れをしながらアランヤプラテートで4泊し、土曜の朝にバンコクへ戻った。土日のみオープンする市場「チャトチャックウィークエンドマーケット」へ行くためだ。

アランでチョンゲーオ

主旨から逸れるが、滞在したホテルのすぐ近くに酒屋さんがあった。通りがかると地元のおじさん達が酒屋のテラスで角打ちしていた。俺も1杯だけビールを飲んでも良いかと尋ね、まぜてもらった。
知ってるタイ語、カタコト英語、日本語を駆使し仲良くなる。タイ語では乾杯を「チョンゲーオ」と言うそうだ。
タイの酒飲みと日本の酒飲みが隣り合ったら1杯で終わるはずがなく、店主に「そろそろ閉店だよ」と言われるまで飲んでしまった。この酒屋での晩酌はそれからアランを発つまで毎晩続いた。

名前も知らない酒屋だったが、映画「スモーク」に出てくるタバコ屋のようなお店だった。3日も続けて飲んでいると色んなお客が来店し、近所のおじさん、若いカップル、おつかいを頼まれた子供、物乞いのおじさん、野良犬、野良猫、ヤモリ、カエルも来た。地域の社交場になっているような良い店だった。つづく。


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