図書館の本が嫌だとは言っていない。

先日、後期の授業がスタートして、新しい教材を使い始めたんですが、皆さんは教科書をきれいに使うタイプでしたか？
私は結構乱暴に扱ってしまうタイプで、いつも教科書の表紙の端っこがつぶれたり、消しゴムで消せば消えるような黒ずみができたりしていました。

そんな私でしたが、まあ、ある時から、ある一人の友達から教材をよく借りるようになりました。
成績優秀な子なんですが、私の勉強のために教材を貸してくれるんです。（教科書が届いていない時期にあったちょっとしたテストのために、わざわざ分厚い教科書をわっせわっせと運んできて貸してくれたり、模試の問題とその解説をセットで渡してくれたり…（拝））

その子は、教材や講義資料にたくさん書き込みをするタイプなのですが、決してそれらを汚すように書き込むタイプではなく、きれいに書き込むタイプなんです。ちなみに私は、書き込み方が汚いのか自分でもよくわかっていないのですが、たくさん書き込んで教材たちが汚くなってしまうタイプでした。

私がその子から教材を貸してもらうようになってから、その子の綺麗な文字や書き込み方の綺麗さ、教科書の汚れの無さなど、色々なものが良い意味で目につき、次第に教科書をきれいに使いたいという感情が、芽生えました。

それ以来、授業を受けながら書き込むときなど、その子のメモの取っている位置や、字の雰囲気（？）などを真似てみたり、教科書をできるだけ乱暴に扱わないように気を付けたりしました。

まあ、そのような生活を1年くらい続けたんですが、そうすると、自分の中にも芽生えるんですよね。「もっと教材をきれいに扱いたいな…」という素晴らしい意識が。

それまでは、「教科書なんて雑に扱うもんだろう！！！！」という勢いで机にバンバン、ページをビリビリ（は言いすぎだが、友達から授業1コマ分の時間だけ借りた教科書でさえ破ってしまうことが実はふつうにあった。もちろん反省して謝ったけど毎回それやった。２センチくらい破けたくらいなら言いもしなかった。）という今思い返せば、女子らしからぬ、というかそれ以前に最低な行動をしていました。

というわけで、教科書をきれいに使う友達が、私に教科書をきれいに使おうという心構えを身に付けさせてくれたのでした。

そして、頑張って綺麗に使ってはいるんですが、やはり教科書なので、毎日ケースに入れて大事に抱えて持ち歩くわけではない。どうしても教科書の表紙の部分は汚れてしまうんですよね…

気が付かない間にいつのまにか黒ずんでいて、なんか汚くなっている。

それが悔しくなるくらい、私は教科書を大事に扱うようになっていました。（拍手）

あるとき、大学の授業を受けている時に、教科書に透明のカバーをかけている人を見かけました。

私はそれを目撃した瞬間、amazonでそれを検索し、それを購入しました。

そして、今日、その教科書カバーが届いたので、まあこの日記を書いているのですが、まずはカバーを付けた教科書がこれです。

私が想像していたカバーと違いまーーーす。

これ、もちろん教科書を保護してくれるとは思いますが、角これじゃ折れ曲がってしまうのでは？（笑）

カバーというより、保護シールという感じでした。シールで張るタイプだと、張り直しがうまくできなさそうですし、もしこれで張りなおすときにびりっと破けたりしたら、保護シール張った意味無くなるというか、貼らないほうがよかった事件が発生してしまう…

さらに、まあここまではしょうがないとして、これ、図書館の本みたいになってますよね？

図書館で借りてきた本みたいになってほしくなかった！！！

どちらかというと、自分の教科書をきれいに使っているアピールをしたかったんですよ。

それなのに、自分の教科書も買わずに図書館で教科書借りてきてその場しのぎで生きているやつみたいになってしまった！！！

うわ～～～…

ちょっと今回の買い物は失敗だったようで…

この教科書、持っている人はわかると思うんですが、結構分厚いんです。なので、既存のサイズがあるような商品だとちょうどいいサイズがなく、自分で切って使うタイプを渋々選んだんですよね…

まあそれを選んだ結果、このような貼り付けるシートのようなものだったので、あまり望んでいたものとは違うものが出来上がってしまいました。

なんでしょうね、このシートを張るより、貼らないほうがきれいに見える現象…

やはり図書館の本のように見えてしまって、図書館の本だとなぜか中古というイメージついてしまって、きれいな新品の教科書感が薄れてしまうんです。

図書館の本が嫌いと言いたいのではなく。私自身が図書館でよく本を借りて読むことが好きだったので…

図書館の本というものをよく知っているがために、図書館の本に見えて気分が沈んでいるという…

なんとも悲しい現象ですね。

こんなどうでもよい話をすることになるとは思っていませんでしたが…（笑）

次こそは、教科書をきれいに使っている良い女アピールができるような商品を見つけ出します！！！（なんだそれ）