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[エッセイ]適当で良くないか?ごろごろ〜ごろごろ〜

みなさんどうも〜ついにマンションを買おうと思っていた35歳が間近になった藤沢真弓です。

もう嫌になっちゃいますよね〜。もう私にとっちゃ、世の中は別の機能を持って蠢いている別の生物みたいですよ。アメーバのようにスライムのように床を這いつくばっているのは私なんですけどね…。すみませんでした、悔しいです!(最近このネタばっかり使っている気がします)

すっかり厭世観的なハードボイルドと化した私ですが、今回はそんな現在の心境を表してくれる世に輩出された素晴らしい作品群をご紹介していきたいと思います。

  1. およげ!たいやきくん 不朽の童謡

もともとはかの伝説的テレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』発の童謡とのこと。ここではぜひその後世に残る秀逸な歌詞を紹介させていただきたいと思います。

まいにち まいにち ぼくらは てっぱんの
うえで やかれて いやになっちゃうよ
あるあさ ぼくは みせのおじさんと
けんかして うみに にげこんだのさ

はじめて およいだ うみのそこ
とっても きもちが いいもんだ
おなかの アンコが おもいけど
うみは ひろいぜ こころがはずむ 

『およげ!たいやきくん』Uta-Netより

この厭世観とダウナーなリズムがたまらない〜。海の広さと開放感を知ったあと、おじさんに吊り上げられ食べられてしまうという童謡とは思えないダークなオチもあり、大人にもウケたのも納得です。あ〜厭になる海で泳ぎたい〜。釣り人に捕らえられてもいいから、もうおよげ!

2.あ〜あ幕末に生まれてりゃなぁ〜 ずん飯尾

何の賞をとることもなく、ネタ番組やバラエティでいつの間にか人気を得て、ロケ芸人として安定的な地位を確立したずん飯尾。遅咲きの芸人は一発屋にならず強いですね〜。

なんせウケたのが「平日の昼間から」から始まる現実逃避シリーズ。こちらは新書になるほどお茶の間で人気を得ました。

それもそのはず。増税増税物価高騰、けして共産主義でなくとも資本主義には辟易している令和の時代。一般市民は嘆きたくもなりますよね〜。

平日の昼間からゴロゴロ〜ゴロゴロ〜。
あ~あ、ここ2、3日のうちにスピルバーグ監督の目に止まんねーかな

このような調子です。個人的に一番ヒットしたのがタイトルの一節。うんうん、開国が悪いとは思わないのですが、語弊を恐れずに言えばあんなに平和が続いた江戸時代は庶民でも緩い雰囲気があったのではないでしょうか?

あ〜あ、男降ってこねえかな〜
婚活めんど〜。

わかってます。みんなその思いを乗り越えて何かしらを捨てて生活様式を変えているのです。なんですけど、嘆きたくもなりますよね〜、言わないだけで。みんな、頑張ってるよね!

3.おまけ 乙女の味方つんく師匠

女性の日々の疲れに同調してくれると巷では評価の高いつんく氏による
モーニング娘。'15 『スカッとMy Heart』!こちらがね〜全くもってあなどれないんですね。歌詞全編にわたって完璧なんですが、つんくの一貫しての優男、フェミニスト感がやべえ。

一人の方が楽だ
一人は最高だ
好きな映画観れるって
意地っ張り!?

もう逃げ出したりはしない
もう逃げ出したりはしない
もう逃げ出したりは
もう逃げ出したりは
しない しない 絶対しない

心の中スカッとするほど
ほら ほめて ほめてよ
ほめまっくてよParadise

『スカッとMy Heart』Uta-Netより

本当その通りですよね〜。男女問わず、相手のおかげで変われるって悪いことではないと思うんですよね。自分一人でできることなんてたかが知れてますし、思い悩んでる女性は私だけではないんだな〜と認識できましたし、これを男性が書いているというバックグラウンド、つんく氏の価値観の多様性に感服せざるを得ないです。

さて長々とここまで読んでいただいた方はありがとうございました!ここまで何が言いたかったかと総括をいたしますと…。

もうや〜だ〜。ちょっとケバブ食ってジムのプール行ってきまっす!では〜。


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