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「一番に考えてくれないと困るよね」

個人的なことをここに書くことに躊躇ったが、これも経営者の妻としての意見なのかなと思い書くことにした。

私たちは30代後半で結婚したのもあって未だ子宝には恵まれていない。努力しても叶わないことだってあるけれどもやれることはやりたいと思っている。

出張が続いたりするとタイミングが取れないこともあったり病院通いをしていればスケジュール的にかなり制約が出てくる。

数ヶ月前から入っている出張を放り出すことなんてできないし、かといって全く出張の予定を立てないわけにもいかない。出張の合間を縫ってここしかない!と思い病院通いしたりするのだが、毎月それを第一優先にやっていくことができない状況にある。

そんな話を友人たちにすると「妊活のこと一番に考えてくれないと困るよね」という言葉が帰ってきた。

私は「そうなのよ!」とは答えていなかった。この気持ちをわかってくれる経営者の奥さんはいるだろうか。

私たち夫婦にとって、もちろん子宝に恵まれることは何にも変え難い幸せであることは理解している。けれど一方で彼の人生そのものでもある「経営者としての人生」を全うすることも彼の中での責務でもあったりする。ここで言葉にするのも難しかったりするがその彼の人生も尊重しているというのが私のスタンスだ。

もちろん、世の中には経営者であろうと優先順位が異なり率先して妊活に取り組む人もいるだろうし子供を持たないと選択する夫婦もいるだろう。妊活のみならず結婚についても選択しない人もいるのだから自分の人生は自分で舵をとり決めていくしかない。

みんなそれぞれの人生があっていい。そんなことを思った日だった。

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