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仕事に集中できる環境を整えてくれてありがとう

以前、“「感謝」で思考は現実になる”という本で読んだことがある。毎晩、寝る前に今日の感謝3つを唱えて寝ることで魔法のようにいいことばかりが人生に起こるというおまじないみたいな話。

占い然り、そういったスピリチュアル系のことは全く信用しない私だが、読書家の父親がその本を読んでいたこともあって私もやってみることにした。かれこれ3年以上続けている(!)

効果はもとより、なんとなく心地いいから続けているというのもある。寝る前に感謝を述べることは、楽しかったことや嬉しかったことがそれに該当するわけだが、その事実を振り返っていると自然と幸せな気持ちで寝れるからだ。なんだか入眠が心地よい。

夫と遠距離生活している頃からやっていて、アメリカに引っ越してからも続けていた。夫に話してみると最初は疑心暗鬼だった彼もいつの間にか始めていた。わたしたちの日課は一緒にベッドに入り、お互いの「今日の感謝」を伝え合って眠りにつく。

ある日夫はこういった。

「仕事に集中できる環境を妻が作ってくれてありがたいです。ありがとう」

私は目を瞑りながらとても嬉しかった。経営者の妻としてやるべきこと、「夫が仕事に没頭できて成果を残せること」その土台を作れていることにある意味達成感も感じた。

食事や洗濯といった日常の家事を心配することなく、日用品の補充や洋服のクリーニングのお使いまで全て私がこなしている。食事を終えたあとはすぐに書斎に戻り仕事を始めれる状態なわけで、食べ終えた食器の後片付けも心配しなくていい。

そんな状況を作っていることに感謝してくれたのだ。

もちろん、私たちは今子供がいないし彼の環境作りに没頭できる。子供がいたらまた話は全く変わってくるしこんなスムーズにことは進まない。けれど今この状況で最高の環境作りをしてあげることが私の使命だし、私の幸せだと思っている。

冒頭の本の紹介通り、この「儀式」はどこか効果があるとも感じている。なぜか不思議といいことが起こったりするし人生良い方向に向かっている気がする。

もし興味があればぜひ本を読んでみてほしい。少しだけ人生が変わるかもしれない。私にとってはいつもの苦労が報われた1日だった。


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