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大学生がどの外国語を勉強すべき?

■英語でしょうね。
なぜ?→企業は、最近英語人材に再注目しているから。

いま米国では中国からの輸入品に平均19%の税関がかかっています。いま中国では米国からの輸入品に平均21%の関税がかかっています。これはビジネスやってる人にとって、しんどいです。


今までは「米国市場攻略するなら……まずコストの安い中国に拠点を設けて、そこからガンガン米国へ輸出しよう!」という発想が通用した。いまは通用しない。


JETRO(日本貿易振興機構)の聞き取り調査とか見ても中国は中国で米国は米国で、個別に投資機会をとらえ直そうとしている企業が多いです。今までは中国傾斜のスタンスの企業が多かったので……未来の投資は米国が増える。


コンテナ船の市況ひとつ見てもコスト高でだんだん商売が成立しにくくなっている。なぜ地球の反対側で作る必要がある? それをみんな考え始めている。グローバルな加工輸出分業は、人類の壮大なムダだ。消費する近場で作ればいい。


消費市場としての中国? なるほど将来性はあります。でも……富の蓄積の観点からすれば中国は未だ中進国です。市場が昔の英国の「囲い込み」のように分断され始めている以上、それぞれの市場に合せたサイズ(right sizing)で商売しないと。


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