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考えを変えます。

前回考えを変えたのは7月で、あのときは「8月は転換点→8月も相場は高い!」に変換しました。

今回は「10月のどこかで底打ちする→ダラダラ安はとうぶん続く」に変更!



なぜ一層悲観的になった?
それを説明します。


答えは市中金利が上昇しているから。


株式のバリュエーションの7割くらいは金利によって決定されてしまいます。あとの3割くらいは業績によって決定されます。

テーマとかイノベーションとかは、クソどうでもいいです。

イベントリスクとか国際政治とかホワイトハウスのインターンが大統領ち○ぽをおフェラしたとか…そーゆーことも、どうでもいいです。

政治の方見てトレードのスタンスを決めないで!
金利見て!


ビジネス・スクールとかで教える投資理論でも「金利が根幹」となっています。

いまものすごく省略して、エッセンスだけを抽出すると……

【配当割引モデル】
株価=配当÷(割引率-成長率)

【DCFモデル】
株価=キャッシュフローの総和÷(資本コスト-キャッシュフロー成長率)

ここで「割引率」とか「資本コスト」というのは、突き詰めて言えば市中金利です。金利が割算の分母に来ている点に注目! すると分母が大きくなればなるほど……解(=妥当株価)は小さくなってしまう!


いま我々が直面している問題は:
「分母がどんどん大きくなっているので、理論価格の解がどんどん小さくなってしまっている」という問題です。だから現在の株安はガチで投資理論に沿ったセオリー通りの展開。

金利は何を見る? 
→米国10年債利回りを見て!
これがUPしていたら株には×

それじゃなぜ長期金利はじりじり上昇している? 
→インフレ懸念があるから。


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