株式のバリュエーションの7割は金利で決定される。残りの3割は業績。
■株なんてホント、カンタンなんだよ(笑)
(2020/2/19 Twitter)
株式のバリュエーションの7割は金利で決定される。残りの3割は業績(=決算)だ。それ以外の思惑や材料やニュースは全部無視してもオッケ。
いま金利は世界みな平等に影響が出る。海の潮の満ち引きと同じ。満潮のときは全ての舟がスイスイ走る。 でも引き潮になったら座礁する舟がたくさん出てくる。 だから「金利は全部に影響するぞ!」ということを心に銘記なさい!
のこりの3割は個別企業の決算だ。さっき「金利は等しくすべてに影響を与える」と説明したのだから銘柄選びの巧拙は決算どんだけ精査するかにかかって来るとは思わないのかい?
決算を「決算だ」と思うから(むずかしくて、わかんない)ということになる。
決算は「中間試験」「期末試験」「通信簿」だと思いなさい。あなたは親。
いま子供がランドセルの中に突っ込んでいる通信簿を引っ張り出してきて学業の進捗をチェックするのが親の仕事じゃないのかね?
目離していると、成績落ちて、大変なコトになるんだよ。
もちろん、みんなは決算書読めないだろう。それは読めなくてオッケ。でも「優」「良」「可」「不可」などのランクだけでも気にしてくれよ(笑)
そして落第点とった銘柄を処分・整理するだけでもずいぶんちがうんだぞ(笑)
学校でも成績が落ち始めたら、それを放置していたらクセになる。
企業も同じ。悪い決算出した企業は、その次も、またそのまた次も悪い決算がクセになる。
なぜつるべ落としに成績が急降下している株を嬉しそうに抱いているの?
■なに?金利の概念がわからない?(笑)
わからなくていいよ、むずかしい仕組みは。ただ「金利=賭場のテラ銭」と思いなさい。
これはアメリカの金利のチャートだ。低い方が「テラ銭」が安い=儲けを自分の懐に余計入れられる…と考えなさい。つまりテラ銭は低ければ低いほど勝ちやすい。
(2020/2/19の金利です)
いま米国株のテラ銭は安いんだよ。だから(いつまでも米国株が下がらない)とボヤいているお兄さんたちは、いまみんなが儲かりやすい環境になっているという事実が、そもそもわかってない。
繰り返せば、金利は低い方がいい。それはテラ銭が安いことを意味する。株式投資で、成功しやすい環境。
だからコロナでビクビクするのもホドホドにしなさい。いま世界的に金利低いのだから。
■株式投資というものが「なるほど!わかったぞ!」となる瞬間を言おうか?
それはつまり高校で期末試験が終わった後、「学年ランキング」が廊下に貼り出される……あれと同じだと思いなさい。
テストのたびに学年ランキングの順位を上げている生徒がいる……その傍らで、むかし勉強できたはずの生徒がズルズル順位を下げている(=GEなんかはこのクチだ)
なぜズルズル順位を下げているダメ生徒に…あなたは賭けるわけ?慈善事業じゃあるまいし。おカネをドブに捨ててるんだよ?
その一方で「おやっ?」と思う生徒がいる。ヒタヒタと順位を切り上げている。だんだん過去の努力の積み重ねが利いてきて、大学入試に向けて追い込みスパートをかけているような昇竜の勢いの生徒だ。
ま、素直にそういう株に賭けるけどね。
親は子供が学校で習っている難しい数学や英語の中身を全部知る必要は無いです。だからあなたが決算読めなくてもオッケ。
でも「何点とったの?」という「結果」だけは、しっかりノートにつけて継続フォローくらいしろよ!(笑)
最低限、そのくらいの努力が必要だとは、思わないのかね?
キミらのやっていることは「犬も歩けば、棒に当たる」…行き当たりばったりの、ムード先行型の、気分で張る相場だ。
そんなやり方で…よく全財産失わないね(笑)
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