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【Don't fight the FED】グロース株とバリュー株。ポートフォリオの組み方。

「Don't fight the FED」

ウォール街の格言。

「FRBのやることに逆らってはいけない」という意味です。今、利上げが始まるわけだから刃向かっても無駄。グロース株のことは、忘れなさい。

レバナス、グロース株、Meme株、仮想通貨etc.すべての投機の贅肉がFRBの利上げというナイフにより削ぎ落とされている。🤪

死んどけ!

相場は、最大限の投資家を巻き込んで、彼らが一番望んでない方向へ、サイアクのタイミングで動く。

FRBとインフレの戦いが「ゴジラ対キングギドラ」みたいなepicなコトに発展している。かぶりつきで観戦したらcollateral damageを喰らうぞ。クリプトの下げは、つまりそういうこと。





金利が上昇すると、今、この瞬間に稼いでいる企業だけがちやほやされる。テーマやストーリーは空虚。


日本人はゼロ金利がカラダに染み込んでいるのでTime value of moneyという概念に疎い。

説明しよう、、、日本人はゼロ金利がカラダに染み込んでいるのでTime value of moneyという概念に疎い。


説明しよう、、、


遠い将来もらえるお金は、今すぐもらえるお金と同じ価値ではない。特に金利が動いている局面では。    ざっくりとした計算になるが、新入社員がリタイアまで働き、1億円の退職金をもらうと仮定しようか?

ゼロ金利下ではその退職金の現在価値は不変、つまり1億円だ。

しかし、、、

今金利が0%→1%になったらその退職金の現在価値は6500万円に下がる。

さらにそれが2%になれば4230万円になってしまう。

このように、遠い将来(この場合、リタイアまで43年で計算した)に自分が手にすることが出来るお金の現在価値は、その時の金利に影響を受けやすい。

今、投資家たちが「Show me the money!」と「げんきん」な態度になっている理由は、金利の期待が激しく変動しているから。




バリュー株が年初来、過去一ヶ月、過去一年の期間で全てグロース株より勝っている。

最近、黒字会社指数のパフォが良い。

今年はバリューがグロースをアウトパフォーム。

赤字ハイテク株のパフォーマンスが悪化中。



自分のポートフォリオの最低でも50%の銘柄が、過去2週間以内に高値(過去1年)を更新したばかりの銘柄から構成されているのが理想。これはバリュー投資家の場合にも当てはまる。(例:FANGや PXD)

自分のポートフォリオに最高値をうかがうポジションにつけている銘柄が少ないとき、それは躍動感に欠ける死んだポートフォリオに成り下がる。

投資銀行では成績下位10%はどんどんクビになる。あなたのポートフォリオもそれと同じ。常にリフレッシュしなさい。


週末のバロンズの表紙はコモディティ




ニフティフィフティ相場が崩壊した時と全く同じ。


ARKイノベーションとドットコムバブル崩壊のチャートが似ている🤪


ナスダックとエンロンのチャートが似ている🤪


意地張って、どうする?
株式をめぐる環境が激変したんだよ。
インパールじゃ無いんだから、引き返せ!

株は金利が7、業績が3、テーマやストーリーは0。

新年の5立会日のパフォーマンスは−1.9%→経験則的に1月の月次パフォーマンスもマイナスになりやすい。その場合、今年の相場の険しさを暗示することに。



時代はバリュー投資だ。

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