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今年観た映画5選

今年読んだ本5選を書こうと思ったのだが、そもそも読んだ本の絶対数が少なくて断念。
そんなわけで今年観た映画で5本選んでみる。
※今年公開の映画に限らない


◯目の見えない白鳥さん、アートを見にいく
その名の通り目の見えない白鳥さんという方に密着したドキュメンタリー。この絵は何が描かれているのか同行者に説明してもらうのが白鳥さんの鑑賞スタイル。見るって何、そもそも自分はちゃんと見ているのか?とあれこれ考えたくなる作品。

◯生きる LIVING
古き良きロンドンの雰囲気が最高。鑑賞した日だけは、めっちゃ良い仕事をしたい気持ちになった。タイミングが合わなかった9月のミュージカル版が惜しい。。

◯リバー、流れないでよ
同じ2分が何度も繰り返されるのがいかにも映像的な表現という感じ。僕たちは同じ2分を繰り返していると気づき始めたあとのドタバタな人間模様は舞台らしさが強くて、癖がすごいけどなぜか愛おしくなった。

◯ちひろさん
恋人や家族ではないし、友達と呼ぶには横のつながりというニュアンスが薄い。ちひろさんを中心に描かれる斜めの関係性が心地いい。

◯浅草キッド
今の価値観からすると師弟関係そのものが昭和臭くて古いのかもしれない。師匠は敬う存在でありながら抗う存在でもあったり、正直なかなか厄介な関係性だと思う。だけど、二人が飲み屋で周りを巻き込んで話し倒すシーンは胸が熱くなったし、ミュージカル映画的なタップダンスの共演も最高だった。こちらも舞台版を見てみたかった。

今年は割と映画館に足を運ぶ機会が多かったと思う。フォーマットが違うから一概に比較できないのだが、最近は舞台よりも映像の方が信じられている気がする。この信じられる信じられないの差を言語化したいとつくづく思うのだがまだ整理できていない。

来年も色んな作品に出会いたい。

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