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映画「生きるLIVING」鑑賞メモ

原作はおろかあらすじをまともに読めないまま鑑賞。
古き良きロンドンの魅力がダダ漏れしているのがまず一点。英国紳士とはなんぞやというのもよく描かれていて、脚本はカズオイシグロだから“日の名残り”とリンクするのだろうか。(数十ページで断念してしまっているので実際はよく分からない)
事前情報がほとんどなかったけど個人的にはすごく楽しめた。

ウィリアムズが若い(元)部下の女性マーガレットにもう長くないと打ち明けるシーン、親族であるまいししどろもどろ過ぎないか??というのが第一印象。だが、以前WSで他人に話せなかった個人的事情を相手に打ち明けるシーンをやった時、まさに自分がそんな感じだった。言葉を出すのが苦しくなる、相手の顔すら見れない、とにかく息が上がるといった具合。
それを思うと、ウィリアムズのあのシーンはやはり撮影時のリアルだったのかなあと思ったり。実際にWSでやったものと鑑賞したものが繋がってくると非常に面白い。

公式サイトを見たらマーガレット役の人はワーニャ叔父さんのソーニャをやっていたとのこと。観てみたい…

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