第2回「子育てにおけるパパの役割とは何か?」

「子育てにおけるパパの役割とは何か?」

 この問いに対して、自分なりにしっかりと向き合って考えていきたい。

 最初に、私が育休を取得してから3年が経つが、
実は、自分の周りでは結構反響がある。
 私が家族ぐるみで、仲良くしている友人はみんな育休を取得した。職場でも自分が育休をとった次の年に先輩が育休を取得した。さらには近所の仲良くさせていただいている隣人までもが育休をとるそうだ。この前は、友達の友達が「あの、育休をとったって聞いたんですけど、相談してもいいですか?」という問い合わせまでいただいた(笑)

 なので、今回は自身の子育ての振り返りの前に「パパの育休生活」がどういうものであるか、簡単に紹介したいと思う。育休に興味がある人の参考になれば幸いである^^

 まず、育休中の生活は、働いている時と真逆の生活リズムになる。
 特に大変なのは、早朝と就寝時だ。私の娘はめちゃくちゃ早起きなので6時ごろには目がさめる。そこからリビングで遊び、朝ごはんや着替えなど朝のルーティーンを終わらせ、保育園に送り届けるまでが朝イチのミッションである。
 保育園に送り届けたあとは、のんびりと時が流れる。育休中見る朝のニュース番組は友人含め満場一致で「ラヴィット」である(笑)
 保育園から帰ったら娘と外で遊び、ご飯を食べ、お風呂に入り、歯磨きをして読み聞かせをしたら寝る。大変なのは、ここからだ。娘がぐっすり眠れるよう息子の寝かしつけを担当するのだが、夜はなかなか寝てくれない。子守唄を歌いながら抱っこしているとだんだん眠りが深くなっていき、布団で寝かせられたらミッションクリアだ。たまに10分くらいで成功する時もあるが、3分後には目が覚めて再チャレンジとなるのがほとんどである(笑)このせめぎ合いが結局1時間以上続いたりする。
 そこから、洗い物や洗濯などの家事を済ませたらしばしの自由な時間だ。→しかしここで調子にのって夜更かししてしまうと朝大変なことになる笑
 この行程を育休中なので、楽しみながら取り組めているが、仕事していたら疲労を理由に妻に任せてしまうことが多そうだ、、、
→特に早朝や、深夜は体力的にしんどい、、、
 上記の流れを見て分かる通り、今のリズムで自分が息子の育児をする時間はあまりない。生後間もない赤ちゃんにとって必要不可欠なのは、やはり”ママ”である。私は、娘が寂しい思いをしないよう全力で遊び、妻が育児に専念できるようできる限りの家事をこなす。このような”間接育児”が生活の軸になる。月齢が進んでくるとお散歩に行ったり、お出かけをしたりと自分の出番も増えてくるのだが、新生児期間に”パパ”ができることはあまりない。この点を分かっておかないと、育休を1ヶ月取得しても、

「育休とったから育児頑張るぞ!」

というパパの思いは空回りするかもしれない。パパがサポートするのは”子”でなく”ママ”なのだ。ママを助けることで、少しでもママに余裕が生まれ、その笑顔が子どもに還元されればパパ冥利に尽きるのではないだろうか^^
 よって私は、生まれてから1ヶ月の育休は「育児休暇」ではなく「ママの笑顔が少しでも増えるように全力でサポートする休暇」”ママ休”と呼び方を変えることを提言したい(笑)
 とにかく、2人目育児を1ヶ月やってみて感じることは、世のワンオペママたちへのリスペクトである。
「子どもが2人いて風呂どうしてるの?」
「下の子がギャン泣きの中、上の子の寝かしつけはどうやって?」等など
今の自分のスキルでは到底できないことが沢山ある。

 きっと世のママたちは起きてから寝かしつけまでの間、激動の日々を過ごしているに違いない。そんなママたちの日中のストーリーに思いを馳せれるかどうかでパパの印象は変わるんだろうな(笑)

世のパパたちへ
 仕事が大変で、家事や育児ができなくたって奥さんに感謝の気持ちを伝えることはできるはず。子ではなく、ママを労うことでそのエネルギーがきっと子どもたちに還元されるはずである。

 子どもが生まれるとついつい”子”に目が行きがちだが、我々は”ママ”を労うことを忘れてはいけないのだ^^

私が育休を取得して、息子が(0〜1ヶ月)に突入した。

 息子は、沐浴が大好きで、お風呂の時間に一番良い顔をする^^
 夜中の寝かしつけでは、パパの嵐メドレー子守唄がお気に入りのようである(笑)娘の時はたしかBTSだったかな、、、笑
「服は、お下がりがあるから買わなくていいね」と言っていたが、ついつい買ってしまい、その姿を見るとより愛しく感じる。
 やっぱり、我が子は可愛いですね^^

 先人の教えに従い、日中はほぼ娘を優先しているのだが、やはりこれは大事なことだったと実感する。
 最初、娘は息子を可愛いと言いつつも、ママが授乳するのをすごく嫌がった。しかし、この1ヶ月で情緒がだいぶ安定してきて、最近は、「ママ、おっぱいあげてもいいよ!」と言ったりする。さらに息子のおむつ替えにハマっていて、オムツの取り替えを見事にこなしてくれる。すっかり我が家の”もう一人のママ”だ^^
 この時期を密に過ごしたおかげで、娘との距離が今まで以上に縮まった気がする。来週はパパとレゴランドにデートに行ってくれるそうだ。この日々を噛み締めなくては、、、^^

 実は、娘は今年”幼稚園受験”に挑戦する。
 親バカかもしれないが、娘はすごく成長が早い。こどもちゃれんじは年間スケジュールを見ても全てもうできていることだった。だから、飛び級して今は1学年上の教材に取り組んでいる。これが本当に娘の成長にフィットしているから驚きだ。
 朝起きたら、トイレに行き、顔を洗い、うがいをしてから着替える。この生活リズムが定着してきた。まだオムツの子も多い中、トレーニングパンツを卒業し、ショーツを履くようになった。

「妻が保育士だから?」

 効果的な学習環境を手作りで作っては実践してくれた妻の功績に脱帽である^^

 幼稚園受験なんて何をしていいのかさっぱり分からないので、”幼稚園受験対策講座”がある塾に行ってみた。この塾での経験がけっこう衝撃だったので、紹介したい^ - ^

 まず、申し込みの際、電話にて先生から言われたことは、「準備してこなくて大丈夫です。体験に来てもらえれば塾生との差がはっきり分かると思うので」とえらいキッパリと言われた。なので、当日はちょっとドキドキして向かった。
 初めに「基本行動」というものがあるのだが、子が親の後ろを歩き、コーンを回ったらお辞儀をするという実践だった。娘は体験生だったので、「まずは、塾生のお手本を見てください」とのこと。初めに登場したのは、上から下まで服もバチっと整ってる子。いかにも「塾生っぽいな〜」と思ったが、親の後ろをついて歩くことはできたが、お辞儀をすることはできなかった。その後も塾生の子が何人か挑戦するが、なかなか完璧にできる子はいなかった。

「では、体験生で挑戦する人はいますか?」

とのことだったので、私は1番に手を挙げて立候補した(笑)娘ならできると確信したからである。実際、娘は見事に私の後ろを歩き、コーンを回ってお辞儀をすることができた。割れんばかりの拍手に私もすごく嬉しかった。やっぱり、娘はすごいなと改めて思った。
 他にも幼稚園受験には、持ち物等で素人だったら絶対気付かない暗黙の了解が沢山あることを教えてもらい面白かった。
 塾に行ってみて、合格を目指すだけでなく、娘の進学後の友達が早めにできたり、親同士のつながりができることをメリットに感じたので、今後も通ってみたいと思う。結果はどうなるか分からないが、挑戦する過程で得られるものはきっと娘の財産になるのではないだろうか^^

 来月はいよいよ「お宮参り」
息子がついに外の世界に飛び出すのだ!
お散歩に行けるのがすごく楽しみだ^^
 子が生まれると行動範囲が急に狭まり、「まだイオンに行くにはレベルが足りねぇっ! 外食?テイクアウトできる店どこ?」というようなw人生の難易度が急に「normal」→「hard」モードに変わる感じが懐かしく感じる今日この頃である^^

〜今月、一番大切だと感じたパパの役割〜
「最初の新生児期間はとにかく”ママ”への労いを忘れずに!サーティーワンアイスが今なら破格で10個買えます。感謝の気持ちが伝えきれてなかったパパはすぐにお店に走りましょう(笑)→甘い物に勝る言葉なんてないですよね。わら
世のお父さん!
共に育児を楽しんでいきましょう^^


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