停滞期・低迷期の心得 ~悪い時期をどう過ごすか?乗り越え、飛躍に繋げるために~

人生には波がつきもの。良い時期、悪い時期・・・色々ある。
これまでで多かったのが「現在低迷期なのですが、早く脱出したいので方法を教えてください」「停滞期を好調期に変える方法はありますか」という類の質問である。「悪い時期」を忌み嫌い排除しようと考える方が多いと感じた。気持ちは分かるが、あまりお勧めしない考え方である。

ということで、今日のテーマは悪い時期(停滞期・低迷期)をどう過ごすかについて。
人生において最も重要なのは「悪い時期をどう過ごすか」である。良い時期をどう過ごすかよりも遥かに重要だ。

本noteでは、「悪い時期(停滞期・低迷期)」を「何故か悪いことが起こる時期」「頑張っているにも関わらず、何故か正反対の結果ばかりが出る時期(スランプとは別)」「何故か努力が空回りしたり、自分自身に落ち度がないにも関わらずトラブルばかりが起きてしまう時期」「運や流れなど、定量的に測ることはできないが、第六感で”何か”があまり良くないと感じる時期」と定義する。厳密にこういう事象が起きたから悪い時期、とはしない。それぞれの勘や感覚をフル稼働の上、ご判断頂ければ幸いである。

本noteにおいては、まず、悪い時期をどう生きるかが最も重要である理由を説明する。そして、マインドセット編として、悪い時期に持っておくべき心構えを記載する。最後に、実践編として悪い時期をどう生きるか、良い時期繋げるための過ごし方に関して記載する。今悪い時期であるという方々は勿論、今は悪い時期ではないが、いつ来るか分からない悪い時期に向けて準備・対策をされたいという方々にもおすすめである。

悪い時期というのは、その形や内容は異なれど誰にでも訪れるものである。風邪同様に、自分なりの処方箋を持っておきたい。そして、良い時期というのは、悪い時期が過ぎたからと自動的に来るのではなく、悪い時期を生き延びつつ良い時期に向けた種まきをした人に訪れるものである。
皆様が悪い時期を乗り切り、飛躍されることを願って。

「悪い時期の過ごし方」が人生を決める理由

タイトルを見て疑問に思った方、悪い時期の過ごし方で人生決まらないだろうと思った方、悪い時期はさほど重要ではないとお考えの方は、再考いただきたい。

ここから先は

6,292字

¥ 1,500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?