Rain

なぜだか涙が止まらない‥‥


君は「ひとりで平気だから…ね」と
押しつけてさよなら
その類の気休めなら
聞き飽きた筈なのに‥‥

鳴り止まない容赦ない思い出たちは
許してくれそうにもない‥‥
目を閉じれば勢いは増すばかりで
遠巻きで君が笑う‥‥

雨はいつか止むのでしょうか‥‥
ずいぶん長い間冷たい

雨はどうして僕を選ぶの?
逃げ場のない僕を選ぶの‥‥

雨は止むことを知らずに
今日も降り続くけれど

そっと差し出した傘の中で
温もりに寄り添いながら‥‥

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?