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私の好きなガンダム作品③(ネタバレ含む)
今日は「機動戦士ガンダム00」について
本作はシリーズ初の「西暦」の物語
世界は3つの経済グループに分かれ、いつ果てることのないゼロサムゲームを続けている
そんな世界に現れた私設武装集団「ソレスタルビーイング」
すべてを敵に回しその圧倒的な力を持つモビルスーツで、世界に変革をもたらそうと「武力介入」をおこなっていく
ここからは「ネタバレ」を含みますので、知りたくない方はここでご遠慮ください
このシリーズで一番好きなキャラは「ロックオン・ストラトス(ニール)」なのですが、一番気になっていたのは「アリー・アル・サーシェス」でした
また悪役ですね😅💦
一話から声だけでの出演はあって、中東のクルジス王国の内乱を首謀していた張本人
ソラン(刹那)を洗脳して両親を殺害させ、自分の「戦争がしたくてたまらない」という欲求を満たすためだけに、次々と争いの火を撒き散らしていく
人としては最低の人間ですよね‥‥
でも、そのMS操縦技術は圧倒的
性能面で劣るイナクトカスタムで、刹那のエクシアやロックオンのデュナメスを圧倒します
その姿はザクでガンダムを圧倒する、シャアにも通じるものがあります
中身は全く違いますが・・・
そんなモビルスール戦をすごくワクワクして見ている自分がいます
高性能の機体で雑魚をやっつけていくシーンより、こうやって機体の性能差を埋めて余りある「操縦技術」で互角以上に渡り合う
そんな彼の戦闘シーンが好きでした
また、普段は粗暴な言動と行動が目立つ彼ですが、時には髭を剃り身なりを整えて交渉ごとのテーブルにつき、常識的な口調と巧みな交渉術で、戦闘継続に必要な条件を相手から引き出す
頭脳的で理性的かつ考えていることは狡猾そのもの
そんな意外性にも惹かれました
その後も自分の戦闘スタイルに特化したガンダムで、次々と主人公たちは追い詰められます
ロックオン(ライル)との戦闘でも終始圧倒し、あと一歩でとどめ・・・というところで機体は機能停止
あっさり撃たれて最後を迎えます
最後はあっけなく残念でしたが、非道な彼にはお似合いの最後・・・
生き方に共感はできませんが、創意工夫で強敵に挑む‥‥
その姿勢だけは純粋にすごいと思いました
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