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[韓国旅行記2023(2)] 済州島で、祖父母が90年前に遊んだかもしれない海を愛でる

韓国旅行記その2です。

その1はこちら。

カルグッスのお店情報以外はポエムです。


■10月9日(月)

親の予定を考慮しつつ、私は私で自分の本籍地近くに行ってみたかったので、最初の2泊はハムドク(함덕)というところで宿をとった。

ざっくりいうとこのあたり。

済州島滞在中、まったく予定のないのがこの日の午前だけだったので、オモニと息子と3人でビーチをブラブラしてみた。

そのときに撮った動画で作ったリール。


祖父や祖母が90年前くらいに遊んだかもしれないビーチ。
今までいろんな海に行ってきたけど、なんだろうね、このメロウな感じ。
ひ孫が今ここで遊んでいることを、空から眺めて喜んでいるのだろうか。


私としては地元感はまったくないんだけど、普通の街中よりは、こういう風情あるところがルーツ(の近所)で嬉しいなと思った。


お昼はメセンイクルソンカルグッスを食べた。
YouTubeで見つけたお店。

ここに行きたい方は、Googleではなくnaver地図で
「버드나무집」を検索してね。
私が食べたのは「매생이굴손칼국수」です。
(左側の上から2番目)
ここにはみかんマッコリもあるよ。
右側上から2番目、「감귤막걸리」です。


うまかった。
クアラルンプールでメセンイクルソンカルグッスを食べられるお店があったら教えてください🙏
(ただのカルグッスじゃなくてメセンイクルソンカルグッスです)


そしてやってきました親族訪問タイム。
詳細は省くけど、会って、ハイキングコースを歩きながらお話しして(名前忘れたけどどこかでの오름)、墓参りして、ご飯食べて、って感じ。

親戚がコース料理を注文してくれてたんだけど、あいにく辛いものばかりで息子が食べられるものがなく、韓国海苔とご飯を追加でオーダーしてそれでなんとか凌いだ。
申し訳ないけど、息子の味覚は日本がベースでしてね。

オモニの韓国語が意外とちゃんとしてるというか、在日のウリボンマル的な感じじゃなくて韓国っぽい感じがしたから「けっこう喋れるんだね」と伝えたら、「あなたもよ」と言われた。

まぁね、仕事のおかげです。マンツーで週1習ってるし。とはいえ済州島の方言はやっぱりわからなくて、オモニだけが通じる単語とかもあったりした。
2世は親から直接聞いてる言葉もあるだろうけど、3世ともなると、半島の言葉は完全に外国語だよね。しかも日本で12年間習ったのは韓国語ではなく「朝鮮語」、北朝鮮の国語の教科書がベースになった教材(のはず)なので、韓国語にアダプトするのはなかなか骨が折れる。

それでも、
「海外で母国語を学ぶ」という姿勢を息子に見せるためにも(息子にとっては日本語)、私は韓国語を頑張り続けようと思う。

(そして最近気づいたんだけど、韓国語の上達に応じて英語のスピーキング力は落ちてる😂)

そして帰りは親戚の車でホテルに送ってもらった。


そういえば超余談なんだけど、オルムの公園で子どもと日本語で会話してたら、周りの小さい子どもたちが「日本人がいる〜〜〜」とヒソヒソし出した。めんどくさいことになる前にと思って息子に話しかけるときにちょいちょい韓国語と英語を混ぜたらヒソヒソがやんだ。
めんどくさいことになりそうだったら「正恩の親戚でーす」「一緒に平壌行く?片道切符だよ?」って言おうかと思ったけど言う必要がなくてよかった。平和が一番だよね〜。

写真で思い出した、붉은 오름だわ。

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