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ミニーちゃんの夏休み(4)住み込みメイドのいない1ヶ月をどうするか


ミニーちゃんの夏休みシリーズ。
これまでの話はそれぞれこちらをクリック。
(1)住み込みメイドが1ヶ月休むことになった
(2)休むのはいいけどどこに滞在するの?
(3)イギリス人の現地妻「マリアちゃん」の家に行ってみた

4回目のお話は、ミニーちゃんが不在の1ヶ月をどうするか、というお話。

マレーシアで働く我が家には、フィリピンから呼び寄せた住み込みメイドのミニーちゃん(仮名)がいます。家事、夫婦が働いている間の子守など、我が家のありとあらゆる事象を支えてくれています。

そんなミニーちゃん、「1」に書いた理由で1ヶ月休むことになりました。

休みを迎える直前の私の心境。


今まで、曜日ごとに家事のルーティンタスクがあり、息子の食事や昼寝もだいたいの時間割があり、それに沿ってきっちりやってもらってたんですが...

「無理だから、やらなくていいよ、別に死なないし」

という心境になり、特に準備したことはなく、家事全般はこうすることにしました。

・洗濯
→頻度を落とす。っていうかギリギリまでやらない。めっちゃデリケートな素材の衣類以外は乾燥機。畳まない。

・料理
→しない。外食かデリバリー。

・食器洗い(料理しなくても、コップとかあるはず)
→食洗機。入居して2年半、今まで一度も使ったことがなかったwww

・掃除
→極限までやらない。よっぽどひどくなったらKaodimなどのアプリで掃除の人を呼ぶ

それまでの2年を、メイドのおかげで部屋も台所も風呂トイレも常にピカピカ、息子がどんだけおもちゃをばらまいても毎晩片付けてくれて、洗濯機はほぼ毎日回っていて洗濯物は常にキレイに畳んでもらっていて、っていう生活をしてた我が家がこんな生活になるなてどうなるんだろう...

と思っていました。

案の定、最初の1週間は部屋はどんどん荒れてくし、洗濯や掃除など「やった方がいいこと」に先に気づくのが私で、ちょいちょい手を付けたりもして、「なんで私ばかり」とものすごくストレスでした。

ひどいときは、夫の靴下がリビングに転がってるだけで「食事するとき私の視界に入るのなんなん?」とイライラしていました。窓から投げ捨てようかと何度思ったか。さすがに外に迷惑なのでやりませんでしたが。

だからといっていちいち指示するのもめんどくさい。
分担するのもめんどくさい。
なんで私が、私ばかりが。

すさんでいく心と家、こうやって世の中の夫婦は離婚一直線なのかな、と思ったりもしました。

が、

幸いにも、ミニーちゃんが「ヒマなので週1お仕事させてください」と言ってくれたので、休日出勤手当を出して働いてもらうことになり、週1で掃除、洗濯が行き届くようになりました。料理も少し作り置きを。

おかげで少しずつ心に余裕ができ、なんとか1ヶ月を乗り切ることができました。

「メイドがいなかったら我が家は離婚一直線かもしれない」としみじみ学んだので、この先も、可能な限り家事はアウトソースして行こうと思います。

ちなみに子守は、こればかりは自宅で面倒見ながら仕事は無理なので、1ヶ月だけ近所の保育園に通ってもらうことにしました。

朝8時半までに連れてって、18時半までにお迎え。家から徒歩10分。息子と一緒だと15分くらいかな。「近所に保育園がある」というのも今の家に決めた理由の1つでもあるので、そこは送り迎えはなんとかなりました。
ちなみに朝は夫が、夜は私が。
帰り、「息子の夜ご飯」という理由であれこれお店を開拓してはビールを飲んでストレスを発散していました。


そんなこんなで、ミニーちゃんのいない1ヶ月、なんとか終わりました。
「メイドがいないと生きていけない」としみじみ。。。


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