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コロナ禍で日本からマレーシアへのEMSと国際eパケットの配送期間の比較

日本からマレーシアに送ったものが何日で届いたか、今後の参考も兼ねて備忘録がてら書いておきます。タイミングによって多少の前後はあると思いますが、期待値調整も兼ねて、って感じで。

ついでに、EMSより安く送れる「国際eパケット」についても書きます。

2021年4月30日に発送したEMS:5日で到着

4月30日に発送し、5月5日に届きました。
発送した翌日を1日目とカウントして5日で到着。早い!!

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マレーシア側の「税関検査のための税関に提示」は、平日夕方にチェックインし、翌朝10時6分には「税関から受領」となっていたので、検査に引っかかることなくすんなり終わったのだと思われます。

ご参考ですが、日本側で「国際交換局から発送」から受け取りの国の「国際交換局に到着」まで少し時間がかかっていますね。発送の翌日に到着、と。日本からマレーシアは7時間くらいなのですがなんでこんなに時差があるのかと言うと、「国際交換局から発送」というのはあくまでも「発送できる状態になった」ものであって、飛行機で飛んだワケではありません。


2021年8月4日に発送した国際eパケット:9日で到着

ここに書いたテンパレイトのレインシューズは、お店が埼玉から国際eパケットで送ってくれました。

こちらは8月4日に発送し、8月13日に到着。9日で届きました。
前のEMSよりはちょっと時間かかったけど、無事届くなら全然アリです。

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この時は、日本の国際交換局を発送したのが8月5日で、マレーシア側の国際交換局に到着は11日。どんだけ待たせるのって感じですが、EMSより安い分、飛行機に乗る優先度が下がっちゃったりするんでしょうか。国際郵便は、通常の旅客機の荷物スペースの空き状況に依存するような話を聞いたことがあります。つまり、乗れなくて待たされた...のかぁ...とも思ったり。

マレーシア側で、税関検査が終わってからは2日で届きました。これも、EMSだったら翌日に届いたのが2日後だったので、料金に応じたサービスの違いってことなのかもしれません。

国際eパケットとは

2kgまでの小さな箱なら、EMSよりも安く送ることができます。

・2kgまでの小形物品をEMS(国際スピード郵便)より安く送ることができます。
・航空便扱いとなります。
・一部の国で追跡ができるほか、6000円を限度に補償もあります。

トラッキングの画面によると、eパケットは「国際書留」とう扱いのようですね。

国際eパケットの詳しい説明はこちら。


料金表はこちら。2kgの荷物をアジアに送る場合、2,400円。


これまでの体感ですが、EMSよりはちょっと時間がかかりますね。EMSプラス1−2週間は見ておくのが無難かも。期待値調整って観点で。

国際eパケットライト、というものもあって、こっちは補償がない...のかな?
2kgのものをアジアの国に送る時、こちらは2045円で送れます。


まとめると、同じ2kgのものを日本からマレーシア(やアジアに送る場合)
EMS:3,300円
国際eパケット;2,400円
国際3パケットライト:2,045円

です。
2kgを超えない荷物の場合は、EMSではなく国際eパケットのほうがお得ですね。
配送伝票はネットで作ることができるようなので、こっちで作成し、セブンネットプリントなどにデータをアップロードして日本側で印刷してもらえば、年老いた親でも発送はかんたんなのでは...と思ったりします。
(年老いた親に、「セブンネットプリントに登録したPDFを印刷させる」というのも至難の業かもしれませんが...私は一時帰国した際に親に教えました)


「税関検査のための税関に提示」とは

いちおう参考がてら書いておきますと、マレーシアに輸入される荷物は税関検査を通らなきゃいけなくて、関税対象のものだったら「課金」と判断されたり、モノによってはマレーシアに輸入できなくて没収とかになるのかなー、と思います。

(海外旅行に行くときや日本に戻る時に、税関申告書に何か書いたりしますよね、人が移動するときはそれで一緒の荷物について申告するし、荷物だけが移動するときは荷物が税関検査を通る、みたいな感じ)

日本からの輸出の際に20万円を超えるか否かでちょっとまた話が変わってくるんですがそれは置いといて、マレーシアに何かを輸入するとき、中身の用途が「個人使用」でかつ「箱の価値がRM500未満」の場合は、ほぼ「関税はかからない」と思っています。
(箱の価値というのは、送り状に「サンダル:5,000円」という明細が印刷されていますよね、その合計額のことです)

「ほぼ」と書いたのは、私が個人使用といくら書いても、商用と疑われる可能性がありますし、ハリラヤ前などは無駄にいちゃもんつけられる可能性がなきにしもあらずだからです。

某ECでは、「EMSで海外に発送する際、同じ品目は3つまで」と推奨しています。それ以上だと商用利用と疑われる可能性が高いから(=関税かかるから)です。とにかく、同一品目のものは多めに入れないほうが無難です。
(伝票にウソを書けばバレずにOKな可能性もなきにしもあらずですが、そういう類のことはよくわかりません)

ちなみに私の今回の荷物はいずれもRM500未満で同一品目は3つまでだったので得に問題なく税関検査を終えましたが、コロナ禍の今でも税関はもちろんキッチリ仕事していて、RM500を超えたり同一品目のものがたくさんあった場合にはキッチリお金を取られますし、そもそも「取りに来い」と言われたり、そのまま連絡もなく放置というケースもあるようで、あげく、マレーシアのPOS(郵便局)は電話しても繋がらない、メールしても返事がこないことが多いらしいです。

6月か7月頃、Facebookの日本人ママ向けのコミュニティでそういうケースが多発したって話が共有されていて、これまたある方が「この人に連絡したらなんとかしてもらえます」という情報を共有してくれて、実際にその人にWhatsappしたら解決した、というケースをいくつか見かけました。

※ここでの解決とは、「関税や配送の手数料などを支払って、荷物を家に送ってもらえた」です

その方が何の仕事をしているのかよくわかりませんが、少なくともその方にお願いして解決した人が数人いるみたいなので、信頼できる人っぽいですね。番号を知りたい方は、私に連絡くれればご紹介します。


※余談ですが... この手の生活便利情報は、ママのコミュニティは本当に早いなとしみじみ思いました。フィリピン在住時はまだ子どもがいなかったのでママ向けのコミュニティには参加してなかったのですが、「それ知ってたらフィリピン生活が便利だったな〜〜〜」という情報の多くを教えてくれたのは子どもがいる女性で、その手の便利情報の多くはママ向けのコミュニティで脈々と受け継がれている印象を抱いたものです。


以上、コロナ禍の日本からマレーシアへのEMSと国際eパケットの配送期間の比較、ついでにちょっとした小噺でした。

いっときは日本からマレーシアへのEMSの発送が受付停止したりしていましたが、無事復活してくれて何よりです。

ほかにこんな話も書いていますので、よかったらご覧くださいね。



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