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マレーシアで息子の誕生日パーティを主催したので、会場選びやピエロ、風船業者選びなどの参考情報、一番ヒヤヒヤしたことを書いておきます

いつかやろうやろうと思いつつはや数年、「保育園→小学校入学の今がいいタイミングかも」ということで息子のバースデーパーティを開催しました。

「KLで誕生日パーティどうしよう」という方はよかったら参考にご覧ください。


■ざっくりタイムライン

11月に会場をどういう会場でやるか考え始める
11月末に会場とピエロを予約(デポジット支払う)
12月中に招待状を制作。紙/データそれぞれ配り始める
12月中に風船&ケーキ業者に予約(デポジット支払う)
1月上旬にNotionで日本語英語それぞれ「来場者向けのご案内」を作る
1月15日にプレグラに最終人数とフードをオーダーする
1月19日に上記のNotionをそれぞれリマインドがてら送る
1月20日に本番

という感じです。12月と1月は公私ともども忙しいことがわかっていたので、かなり早めに動き始めました。

💡ご参考
会場を押さえるのが何よりも大事なので、そこさえ済めばあとはそこに向かって動くだけかな、という気もします。


■本番を1月20日(土)にした理由

本当の誕生日はその翌週なのですが、その週末は学校が4連休なのと、タイプーサムが1月25日だったこともあり、「学校が4連休の人たちは遠出するかも」「インド系の人たちは忙しいかも」と思いそこを避け、かつ2月になると中華系の人たちがCNY関係で忙しくなるかもとも思い、誕生日の1週手前の週末に開催することにしました。
もう1週手前になると、小学校入学したばかりの最初の週末で疲弊しているだろうからそこは避けたくて、かつ家の家事のサイクル的に日曜日にあまり予定を入れたくない性格ということもあり、となると1月20日(土)しかなかった、という感じです。

💡ご参考
これから誕生日パーティを主催する方々は、マレーシアの祝日、小学校や幼稚園のお休み関係はある程度把握して「みんながあまり旅行にいかなさそうなタイミング」で設定するのをオススメします。CNYやハリラヤ前後は人がいなくなりがちですし、学校の長期休みのタイミングで一時帰国や旅行に行く方もチラホラいると思います。また、ラマダン中はムスリムのご家族にはちょっとアレかもな、とかも頭の片隅に入れておくといいかなと思います。


■会場選び

近場のプレグラ数カ所で迷い、実際に現地に足を運び、スタッフさんにも話を聞き、
・パーティルームがある
・プレグラおかかえのピエロを呼べる(パーティをお願いすれば一般料金の半額で呼べる)
・プレグラと懇意の風船&ケーキ業者を紹介してもらえる(荷物の搬入云々とか設置場所とかに慣れてる)
・ゲストは、パーティのあともプレグラの閉店まで遊べる
・ゲストは、上のフロアにあるホテルのプールも利用できる
・息子が「ここがいい!」と言った

という点で、Waka Waka KLというプレグラに決めました。

他に考えたのは、妄想レベルも含めると次の通りです。

■マクドナルド
学生時代にマクドナルドでずっとバイトしていて誕生日パーティやドナアピの裏方を何度もやったので、自分が子どもの誕生日をマックでやったらちょっとエモいな〜〜〜〜と思ったけど、ドナルドは日本だと個別には呼べないしマレーシアだとそもそも呼べるのかもわからないし、パーティールーム&遊ぶスペースがあるマックが近所にない、食事の選択肢がかなり限られるという点から、妄想にとどめておきました。

■ジョリビー
マクドナルドと同様の考え方で赤い蜂さんを呼びたいなとほんのり思っていましたが辞めときました。

■お菓子や何かを作る系の場所
カップケーキ、ピザなどいろいろあるようで、そういうところでやるのも楽しそうだなーと思いました。参加する子どもたちが全員同い年だったらアリかもしれませんが、小さい子も呼びたかったので、となるとこの手のアクティビティはちょっと厳しいかな思い、辞めました。

■ヤクルトの工場見学
コンテンツ的にかなり興味がありました。が、KLからちょっと遠い場所に数十人を招待して「◯時からどこそこで何々を」の難易度が高いかなと思ったのと、工場見学のあとの食事どうする?と考えたらますます難易度が高く感じたので諦めました。個別に行ってみたいと思います。

■サンウェイラグーンやレゴランド
もし私が大富豪だったら、全員に専用機を用意してご招待したかったんですが、小市民の自分にはまだ無理でした。

■消防署
楽しそうで興味あったんですが、近所でそれに対応しているところがあるか確認する前にプレグラで決めちゃいました。

💡ご参考
探しだしたら、こだわりだしたらキリがないなと思いましたw


■ピエロの手配

せっかくやるならババンと!と思ったのと、会場おかかえのピエロ氏を呼ぶと定価の半額で呼べると言われ、「じゃぁ」と予約時に一緒にお願いしました。当日に本人から名刺をもらうまでピエロ氏の連絡先を知らなかったんですが、会場に前々日に行ってあれこれ確認したときに、ピエロさんの予定も確認してもらい、「当日ちゃんと来るであろう」と判断できたのはよかったです。

こちらの方です。

💡ご参考
会場おかかえのピエロさんだったので、当日来る来ないみたいな心配もなく、万が一病気などで急に来れなくなったとしても、会場で手配したので会場が穴をなんとかしてくれるかな、みたいな安心感もありました。


■会場の装飾(風船)とケーキ

これも完全にノリというか、「せっかくやるならデフォルトの簡易なバルーンだけじゃなくてババーンとデコりたい」と思い、Waka Waka KLと懇意の業者さんを紹介してもらいました。
正直高いのか安いのかもよく分からなかったのと、紹介しれくれたって理由だけで決めてもいいものかちょっとだけ悩みましたが、「インスタの広告とかGoogle検索結果で出てくる、センスはすっごくよさげだけど実績がよくわからない業者さん」と、「会場と懇意で何度も開催実績があって、会場の勝手をわかっている業者さん」だったら後者だろと思い、そこにお願いすることにしました。


業者さんから「テーマは?」と聞かれ、息子がハマっているキャラクターたちのうち日本的なのにしようかと思い、「ポケモン、っていうかピカチュウとか?」と。過去にその業者さんがやった実績のサンプルで見せてもらい、「そんな感じで」と依頼しました。

で、当日の様子がこちら。

テーブルとか後ろのバナーとか、見せてもらったサンプルだともっと「誕生日ケーキの絵でほんわか系」のイメージだったのに、現物見たら思いっきりピ◯チュウ推しでワロタ。

ピ◯チュウや◯ケモンボールなどの風船はおそらくLazadaなどで買える物だと思います。後ろの赤、黄、黒のもりもりした風船は業者さんがその色合いで装飾した感じ。

ところでこの業者さんのパッケージに、ホールケーキとカップケーキ付きのものがあることがわかりました。
もともと誕生日ケーキは別で注文するつもりでいましたが、この業者さんがやってくれるならと合わせてお願いすることに。
ホールケーキ1つと、カップケーキ32個。
ホールケーキは、皆さんにも同じみの例の黄色い方ですね。
カップケーキは、チョコレート味のカップケーキにあの方のお顔の紙が刺さっています。

💡それにしても権利的にどうなのかなと思ったりもしますが、我が家が主催する内輪のパーティなので…そこんところは…何卒…


■友だちの招待

日本人のお友だちは「息子が覚えているお友だち」の親に個別に連絡し、保育園の友だちは「息子が仲良くさせてもらっている子を保育園の帰りのピックアップのときに待ち伏せして、親に招待状(紙)を渡す」という作戦で行きました。
保育園のお友だちは、ごく一部を除き連絡先を誰も知らなかったので、怪しかろうがなんだろうが、こうするしかありませんでした😂
番号知らないような間柄の家族を呼ぶのか?と迷ったりもしましたが、息子の友だちなんだから、親は関係ないよなと思い、待ち伏せ頑張りました。

たまたまですが、日本人のお友だちと保育園関係のお友だちでだいたい半分ずつくらいになりました。

招待状は、プレグラがテンプレの絵をくれたのでそれをcanvaに突っ込んで必要情報を追加して印刷、というやり方で作成しました。

💡プレグラが用意してくれたテンプレがものすごく役に立ちました。


■前日のリマインド

なんとなくしとこうかなと思い、Whatsapp, Facebookのメッセンジャー、LINE等々相手に合わせたコミュニケーションチャネルでDMしました。
また、「プレグラの場所」「当日はプレグラが閉店するまで遊べる」「3階のプールも使える」というのは招待状に詳しく盛り込むのは難易度が高かったので、Notionに日本語話者向けと英語話者向けに補足情報を記載して前日のリマインドの際にURLを共有させていただきました。


■お土産の用意

今回のテーマを◯カチュウに決めたのですが、ピ◯チュウ関係でちゃんとしたものを揃えようと思ったらやっぱ日本だよな…と思い、日本のAmazonで◯カチュウ関係のものを入手し、親にEMSで送ってもらいました。

ただ、それだけだとちょっと物足りないかな…と思ってマレーシアで手に入るものを少し追加したくなりました。どうしようかな〜。お菓子とかかな〜。でも会場から「ケーキ以外の飲食物は持ち込み禁止」と言われていて、スナック類は子どもたちが確実に開封するような可能性があるしそもそもアレルギーとか考えたら怖いなと思ったりもしたので、Lazadaでちょっとした紙のおもちゃを買いました。

💡日本のAmazon最高だよね。
EMSは、同じ品目が30個ずつあったので課税対象になるかな〜と思いましたが大丈夫でした。税金かかる系の罠って、職員がひょっとしたら日本人っぽい名前の人にやってるんじゃないかなって気がします。


■フードのオーダー

パーティのパッケージが、「子どもの人数に応じて食事は◯品注文できる」「大人は完全に別オーダー」という感じだったので、人数に応じて注文しました。「これで◯人分」というサンプルの画像はいただいたものの、実際にどれくらい食べるのかまったく予想がつかず、「少ないよりは多いほうがいいかな」と思って多めに注文しました。で、なんとなく予想していましたがかなり余りました(白目)

会場から「テイクアウト用のタッパーは大きいのを5つ提供する」とは聞いていたものの、それじゃ足りない気がして、小さいタッパーを別途持参しました。フィンガーフード系はパーティのあとにプールで遊ぶ組が持って行ってくれてそこで少し食べてくれたみたいでよかったです。

カップケーキは全部配れたものの逆にホールケーキがあまりぎみになってしまい、これは我が家が持ち帰って食べました。

💡「足りないよりは余る方が」という精神でモリモリ頼みすぎました。難しいよね〜〜〜。


■当日の流れ

11:00〜開場。食事どうぞ〜
12:00〜ピエロ登場(1時間、マジックとバルーンで場を盛り上げてもらう)
13:00〜食事どうぞ〜
14:00〜パーティルームはクローズ。プレグラまたはプールで遊んでください

という感じにしました。
特に司会進行するとかはなく、「ピエロが来たらプレグラに放流されていた子どもたちを呼び戻して座らせる」という感じにしました。

ピエロ氏はあれこれ慣れているので、「ハッピーバースデーは歌うか?」「集合写真は先と後どっちにするか」などを事前に聞いてくれました。そういえば誕生日の主人公の息子を紹介するのを忘れていましたが、さすがピエロ氏、「今日のバースデーボーイは誰かな〜」とちゃんと聞いてくれ、事なきを得ましたwww 

ピエロさんの誘導でハッピーバースデーを歌い、集合写真も撮り、ピエロさんはさよなら、子どもたちは再びプレグラへ放流、親は14時までまったり食べたり休憩、みたいな感じでした。

💡集合写真を撮るタイミングと子どもが外で遊びたがるタイミングなどなどを考慮すると、最初にピエロが着たときに「わーい!」が無難かもしれません。ピエロのショーの終盤にハッピーバースデーとケーキ入刀を行いましたが、子どもたちはやや飽き気味でしたね…


なお、テーブルのセッティングや料理を並べるのはもちろんプレグラ側がやってくれるし、風船のデコレーションは風船の業者がやってくれたので、私たちはお土産を持参するのみでした。


■終わってみて

いろんな友だちに来てもらって息子の誕生日をお祝いしてもらえて、すごく嬉しかったです。忘れられない経験になりました。
息子もそうだといいな。
っていうかそうっぽくて、「来年の1月もパーティ!!」と言い出して困っています。
さすがにやらないと思います。


■費用感

気になる方は個別にお問い合わせください。


■一番ヒヤヒヤしたこと

息子が本番直前に風邪ひいたり体調崩さないかが一番心配でした。
今思うと、学校が始まったばかり(本番は2週目の週末)というスケジュールはちょっとしんどかったかな、とも。
(親も子も)

そして案の定というか…本番の前の週に熱が出ました。今思えばただの微熱だったかもしれませんが、発熱翌日に近所の総合病院で行ってコロナやインフル、デング、アデノ、マイコ、あとなんだったかな...6種類くらいチェックできる検査(鼻と血液)をしてもらいました。
見なかったことにしたかったけど、万が一のことを考えたら早めに延期なり中止なり決断して連絡しないといけなかったしね…
結果はもちろん陰性...
よかったー😂
そして翌日にはケロっとしていました。念のため学校は一日休みましたが。

受験前に子どもが体調崩さぬよう最大限に配慮する親御さんの気持ちが痛いほどよくわかる出来事でした。


以上です。
ありがとうございました!


最後に

このnoteは、マレーシア在住7年目・日本人の夫と現採共働きしながら子育てしているsuniが運営しています。
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出産後、産休2ヶ月でフルタイム復職し、しばらくは住み込みのメイドに家事と子守りを手伝ってもらいました。
家事、掃除、料理やりたくなーい!という方には「そういう働き方もあるよ」ということでよかったら雇い方や価格面など参考にご覧ください。

自分が体調不良でしんどいときでも家はきれいだし子どもの面倒も見てくれるのですごく助かりますよ。

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