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保育士さんという仕事


LINEで流れてきたこの記事が目に止まった。

私にとっててぃ先生といえば、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』だ。

登場する子どもたちの言動の可愛らしさと面白さの洪水具合に悶絶し、時にはその深さにジーンとして。
今も本棚に残してある大切な一冊だったりする。



そんなてぃ先生が率直に語る、保育の現場での課題。

人の命を預かるハードな仕事ほど、なぜかやりがいに重きが置かれて、待遇が改善しないというこの構造は、いったいなぜなくならないのだろう。

保育の現場に詳しくない一個人の視点から見ていると、
やりがいがあるなら、子どもたちのためなら続けてくれるだろう、という相手の責任感への甘えも感じるし、

実際に進められている政策と、現場の状況にはかなりギャップがあって
現場からすると置いてきぼり感があるのだろうなあ、とこの記事を読みながら推測している。


私にも保育士をしている友人がいるが、
有給休暇なんてあってないようなものだし、持ち帰り仕事がとにかく多いのだと嘆いていた。

中高生の頃からずっと目指し続けた職業に就いた。
そんな彼女が、このままだとたぶん長くは続けられないと思うんだ、とぽつり呟いた言葉を
私は今も忘れることができない。


現場を置いてきぼりにして理想論を勝手に推し進める前に、
現場から上がる声をちゃんと真摯に受け止めて、理想を形にするための土壌をまず作る。

本当に求められているのはそう言うことなんじゃないかなあ、と
記事を読みながら改めて考えている。

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