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中小企業診断士を目指したきっかけ②

 出向先の小さな会社で気付かされた、自分の未熟さに危機感を感じ、まずは宅建士の勉強を始めたのが原点です。

 ただ、最初に宅建士を目指したのには、深い理由はありません。
 2年程前に買ったものの、3日坊主に終わり、本棚で眠っていた宅建士の教材が目に留まったからです。

 幸いにして、前述のとおり、お客様扱いだった私は、毎日定時退社ということもあり、時間に余裕がありました。
 お陰様で、独学ながら約3カ月程度の勉強時間で宅建士に合格します。

 すると思わぬ変化をもたらします。これまで好きでもないし、自信もなかった勉強に対して、何となく面白さが湧いてきました。
  そして勢いそのまま、簿記2級の受験を申し込みます。

 この簿記も特に深い理由はなく、3級を持っていたから次は2級にチャレンジしてみようかな…という程度の心意気です。
 ただ、宅建士と違い、簿記2級はそれなりに努力を要しました。試験がマークシート方式ではないため、丸暗記という訳にはいかず、また簿記という学問の特性上、しっかりと机について、手を動かしながら勉強する必要がありました。
 ・・・・・・結果的には努力が実り、無事一発合格します。

 そして宅建士、簿記2級と立て続けに資格試験に合格したことで、この成功体験がプラスに働きます。
 「自分って意外とコツコツ努力できるんだな・・・」と自分自身の潜在能力を見直すようになります。

 ちょうどその頃、約2年間の出向期間が終了し、親会社に帰還することとなります。
—―――――――――――――続く

 

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