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主婦目線で見たドイツのサステナブルライフ

昨今のSDGsの流れなのか、何なのか、特に環境問題のスペシャリストでもない私にも、最近は暮らしの中のエコに関わる仕事が舞い込むようになりました。

依頼を機に、サステナブルをモットーにしたベルリンのお店や製品などを知ることもあって、自分の勉強にもなるし、ちょっとした話のネタになったりもするので、副業的に悪くないかなと思っております。

さて、サステナブルなライフスタイルに興味を持つからには、何にも実践しない訳にはいかない!ということで、まずは自分が環境のためにどんな「よいこと」をしているか、どんなことを実践していないかを振り返ってみました。

①マイボトルを持ち歩く

私はジュースや炭酸飲料を飲みたいと思うことがほとんどないので、無理なく続けられるのかもしれません。

ドイツでは、使い捨てペットボトル飲料には25セントのデポジットが発生しますが、新しい飲料容器に生まれ変わるまでに、ガソリンや電気、水、ガスが使われていますし、エコ度で言えば、マイボトルの圧勝な気がします。

ドイツは残念ながら水出し用ティーバッグの種類があまり豊富ではないのですが、日本から持ってきた緑茶や麦茶のティーバッグなどでお茶を淹れて、ジムやちょっとしたお出かけの際には、冷たいお茶か氷水をマイボトルに入れて持ち歩くようにしています。

②お掃除には古布を利用

夫と私の掃除スタイルで一番異なるのが、これだと思います!夫は環境保全や脱炭素といったテーマについてはそれなりにこだわる人なのですが、ゴミの減量化には興味がないのか、キッチンペーパーをガンガン使うんですよね…。
私は古布を雑巾にして掃除する派なのですが、雑巾もいつかは捨てるし、洗うのにも水や洗剤を使うし、これに関してはどちらがよりエコなのか分かりません。

③食品を使い切る
なるべく冷蔵庫の野菜を使い切るようにしています

④エコバッグ類を買い集めない
布製でも、沢山買ったらエコじゃない!

⑤物を大切にする
物持ちは良い方だと思います!

⑥ボディーソープの代わりに石鹸を使う
石鹸の洗い上がりが好きで、昔から石鹸派でした。

とまあ、こんなところでしょうか。何を当たり前のことを…という感じもしますが、ここら辺は普段から実践していることです。

逆に、実践していないことはというと、

・飛行機に乗らない(日本に帰れません)
・ベジタリアン・ビーガンになる(肉、魚、乳製品、全て大好きです)
・フリマやセコハンで古着を買う(勢いで買うと失敗して後悔するので、もう買いません)
・オーガニックスーパーのみ利用(普通のスーパーの方が、品揃えは豊かですね)
・乳製品や肉類の代わりに、ビーガン製品を買う(正直まずいです。これが売れるのは、ドイツ人がグルメじゃないからだと思う)

まだまだあると思いますが、ドイツで良しとされていて、私がしていないことを挙げてみました。
どれもそれなりに理由があるというか、平たく言うとやりたくないことなんですよね。

結局、いくら周りに薦められたり、「それはエコじゃないよ」と言われても、自分が納得していないこと(美味しくない代替品を買うことなど)は、続かない気がします。

それはよくないよ、と指摘してくる人も、しばしばエコじゃないことをしていたりするので、押しつけがましいのはよろしくないし、各自出来ることをやっていくべきだよなあ、と思う次第です。

一般的に環境大国と言われているドイツですが、ペットボトルの回収は徹底していても、ゴミの分別はいい加減だし、道端に吸い殻も落ちまくっているし、意識は高いけれど現実は追いついていないよなと思うことがしばしばあるんですよね。ある意味、ドイツらしいなと思います。

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