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やなぎだ けいこの店 #07「絵本・A WORLD OF FOOD ~もしも せかいが たべもので できていたら~」

★「やなぎだ けいこの店」では、日々、我が家で選び楽しんでいる絵本や店主が読んだ本・最近おもしろいと思ったもの・こと・美味しいもの・やなぎだけいこレシピ、暮らしの中の発見・・・などなど、をマガジンにまとめ、紹介していけたらと思っています。★

今日のご紹介は・・・

「A WORLD OF FOOD ~もしも せかいが たべもので できていたら~ 」

〈もしも せかいが たべもので できていたら どんなにすてきだろう!〉

そんな一文で始まる写真絵本。様々な色のたべもので、世界が彩られています。作者はイギリスの写真家の方。

「A WORLD OF FOOD  もしも せかいが たべもので できていたら」カール・ワーナー/写真・文  今井悟朗/訳 

「全部、お菓子で出来てるよ!この家!」と長男が図書館でこの本を手に取ったのが、この本との出逢いでした。その後、二男もこの絵本が好きで、何度も何度も図書館で借りました。そして、末娘。やっぱりこの絵本が大好き。何度も何度も借りるので、我が家の本棚に仲間入りしました。

様々な「たべもの」が使われて、世界が表現されているのですが、「たべもも」が子どもたち、いえ、人間にとって、いかに、興味をひくものであるかということを、この絵本を開くたびに感じます。

各ページは、赤・灰色・黄・茶・金・オレンジ・ピンク・紫・緑・銀・白・・・いろいろな色の食材によって、表現されています。

「色彩」は、「味覚の記憶」とも結びつき、「美味しいそう」とか「食べてみたい」との気持ちを湧き上がらせる重要な要素なのだと思います。

美味しいもの、食べることが大好きな我が家の人々は、この絵本を見ながら、「美味しそう!」「食べたい!」「自分だったら、この色にこのたべものを使いたいな。」「大好きなお寿司で世界を作りたい!!!」など、自分の好きなたべものに、思いを馳せ、とてもしあわせそうです。そして、絵本を閉じての第一声は、「お腹すいちゃった!」です。そうだよね、お腹が空く絵本だよねぇ。

この絵本の撮影に使われた食材は撮影スタッフで全部いただくことが、ルールなのだそう。「これだけの食材があったら、どんな料理ができるかな?」とレシピを考えるのも楽しいです。

絵本の最後に、こう書かれています。

「たべものが だいすきな すべての こどもたちに」

たべものがだいすきな、すべてのこどもたちに。

そして、

たべものがだいすきな、かつてはこどもだったひとたちに、

この絵本をオススメしたいと思います。

あなたは どんなたべもので どんなせかいを つくりますか?

みなさんの暮らしの色が増えますように。 店主・やなぎだ けいこ


学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!