【ちょっと待った!】本当に塾へ行くの??
今日は、『塾へ行くということ』について書いていきます。
中学生になると否応なしにテストの成績が突きつけられ、自分を周りと比較する生活が始まりますね。
あいつに勝った!あいつには勝てない。前より上がった、下がったとテストの度に比較の連続。
そしてこのままじゃマズイ、もっと点数が取りたいと思ったタイミングで塾へ通うことを考え始めるご家庭が多いのが一般的でしょうか。
ただ、果たしてそれで良いのでしょうか?
今日はそんな当たり前のように『塾へ行く』という考え方に警鐘を鳴らす意味も込めて書き進めていきますね。
この辺の記事の内容と被ってくるところがあるかも知れません↓↓↓
それでは、レッツゴー。
◆いきなりバカになるなんて事は絶対にない
これ強烈なタイトルですが、本当のことで、
「中学になって点数が取れなくなって。。」とご相談いただくことが多いのですが、まずそれは知能の問題ではないですからね?
「やり方がわからなくて。。」ともよく言われますが、本当にやってますか?
このあたりの問題を一旦解消していきたい。
まず事実として、小学生の時に70ー80点くらい取れてた子が中学になっていきなり数学50点とかになることもザラに発生している事は確かだ。
特に2学期くらいでここまで落ちる子が多い。
しかも、これは特定の中学校だけでなく少なくとも岡山県内ではどこでも発生していると感じている。
ただ、先に述べたようにこれは本人の能力うんぬんの話が原因ではなく、シンプルに学習時間が足りていないことが原因だ。
なので、点数を戻すのは簡単で分からないところまで遡って、サボっていた学習時間分を取り戻すだけ。
本当にこれだけ。
実際には、今やっている勉強が分からないから『自分はバカだ。。』と自信を喪失している子も多い。
今やっている勉強が分からないから『やり方が分からない。。』と机に伏せてしまう子も多い。
ただ、もう一度言うが、【点数を戻すのは簡単で分からないところまで遡って、サボっていた学習時間分を取り戻すだけ】なのだ。本当に。
例えば、今中学1年生です。10月の中間テストボロボロでした。
だったら、中1の初めから追いかけてやっていくしかない。
もっというと小学校で習った基礎計算(掛け割算・分数・小数)ができないならそこまで戻って追いかけてやっていくしかない。
すごく大変なように思うかも知れないが、今まで学習時間が足りていなかった(サボって来た)時間を取り戻すだけのシンプルな話なので、致し方ないしこれで本当に成績は上がる。
美味しいデザートを後で食べるか、先に食べるかの違いだ。
残したピーマンは結局食べないといけない。
結論、それが自分でできるなら塾へ行く必要はない。
安易な塾通いを検討する前に学校の先生にどうすれば良いか聞いて自分で頑張ってみるのもありだと思うぞ。
◆じゃあ塾へ行くとどうなるか
とはいえ、これだけ多くの学習塾が存在しているって事は求められているってことであるが、塾へ行ったからといって不味いピーマンを食べなくても良いって事ではない。
何度でも言うが、点数を取るためには【分からないところまで遡って、サボっていた学習時間分を取り戻す】ことが必須であり、これは塾へ行こうと同じ。
もちろん自分でやるよりムダな勉強が少なかったり、効率的に進められたりはする。
が、勘違いしてはいけない事が、塾へ行き始めた途端に一気に成績が上がったり、家での学習管理が全く不要になるなんてことはない。
遡る期間が長ければ長いほど、勉強がテストの点数に反映されるには時間がかかる。(もちろん自分だけでやるよりは早いが。)
要は、塾を使って時短(チート)しているという感覚だと思ってほしい。
ただ、1日たったの1時間!1ヶ月で成績爆上がり!!なんて超裏技があるわけではないのでそこだけご注意を。
◆まとめ
もちろん、塾は成績アップの機能だけを持っている訳ではなく。
親や学校の先生には言えない将来の不安や悩み事を教えてくれたり、
一緒に進路について悩んでみたり、
部活であった事を喜んだり、凹んだ話を聞かせてもらったり。
その子にとってのサードプレイスとして重要な役割を担っていると思う。
というか、そういう場所でありたい。
多くのご家庭が共働きで子供の学習サポートまで時間が取れない現代。
決して安いとは言えない塾代を出していただいて、大切な我が子を任せていただいているという事実だけは絶対に忘れないように!と教室長さんたちにも口すっぱく言い続けていくつもりだ。
まとまりのない内容になったが、正直言いたいことの10分の1程度しか書けていない。。。
残り9割部分はまたの機会に。。
今日はここまで!
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