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6/8拍子の扉 (8月のピアノレッスン)


8分の6拍子の練習曲を習いました。

6/8って分数じゃなくて1拍の音の長さを表しています。
8分の6拍子の時は、1小節は6拍で、8分音符(♪)を1拍で数えるっていうこと。
付点四分音符は3拍の長さです。

6/8って、どのくらいのリズムなの?

これは習わないと、リズム感が分からないと思います。
楽譜を見て視覚からの情報では分からないので、先生と一緒に手拍子で拍を取りながら、「ター テイ ター テイ」と声を出して唄います。

手や声で音を鳴らして聴覚を使うとリズムが分かるのって、面白いなあと思うし、
楽譜を見ただけで音楽が頭の中で再現できる人ってすごいなぁ。

最初は、楽譜全体を少し眺めて感覚的に掴んでから、片手ずつ弾きます。

音が取れたところで、
「じゃあ、6/8拍子の扉を開けて次の世界に入りましょう!」
と、ここぴ先生が次のレッスンに進む声かけをしてくれました。
とっても素敵な言い方だ〜✨

扉を開けて、次に出会う課題は「アクセントとブレス(息つぎ)」
1小節の中の、第1拍と第4拍にアクセントが2つあって振り子のように弾くと…

おお〜✨思わず、リズムにつられて体が動く。
なんか、すっごく楽しくなってきたぞ!

そして曲にメリハリをつけるために、呼吸の間(ブレス)を入れる。

ピアノは弾く楽器だけど、吹奏楽のように息で音を出す楽器と同じように、演奏中の息継ぎ(ブレス)のタイミングが大事なんだって。


息をすることは生きること。
演奏にアクセントがあるから生きてくるし、ブレスがあるから楽譜の音楽に魂を吹き込んで、リズムが生まれて、温もりや感情を感じさせる生きた演奏になるんだろうな。

🎶

他にバーナムっていう教本でヘ音記号に慣れるための練習曲をいくつか。そこで

「繰り返しの前の音符の長さが長くなりがち」という私の癖を見つけてもらいました。

先生からの注意で初めて自分の無意識の感覚や癖に気がつくけるの気が付く。
アドバイスのおかげで自分の気がつかなかった間違いを意識して修正していけるから、教わるって本当に有り難いです。

その次は、初めて持っていく曲。「いとしのボニー」という連弾曲をレッスン。

易しい曲だから慣れると弾けるようになって、最後に先生と連弾出来ました。
とても良い曲。誰かと一緒に弾くことも、とても楽しい。

ピアノを始めたというか、再開した動機の1つは、子どもの頃ピアノを弾けなかったコンプレックスを埋めたかったのだけど、この頃は過去から解放されて、楽譜もちょっとずつ1人で読めるようになってきました。易しいレベルの曲でも弾いてると楽しい。

やってることはスモールステップ。
でも、出来ないことを背伸びすることはないと思ってます。
自分が今の実力で演奏できるレベルを、少しずつ伸ばせていけたら良いと思います。

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