わが社に雑誌のインタビュー依頼が来て大爆笑した話
皆さん、雑誌に載ったことはありますか?私は街角スナップ的なのにちょろっと写ったくらいで、ましてやインタビューなんて受けたことがありません。
でも、うまPは、インタビューの申し込みを受けていました。
もう、面白すぎて、椅子から転げ落ちてしまったよ!
インタビューは突然に
事務所で仕事をしているとうまP(社長)が帰還。帰ってくるなり第一声が
「なんか訳わかんねー電話がきた」
とかなんとか言いながら、またうまPの携帯が鳴る。
うまPはスピーカーにしながらその電話に出た。
「株式会社○○代表のうまP様でいらっしゃいますか!?」
とても感じのいい男性の声。『代表』ってwなんか笑ってしまうw
営業「実はですね、この度、○○地域(うまPOfficeの所在地)の会社様の特集を組むことになりまして、御社のお話をぜひ伺えればと思っているのですが・・!!」
お、おう。なんかよくわからんけど怪しさは満点。うまPはすかさず私にジェスチャーで(メモれ!)と指示。
営業「私、カンパニータンク編集部の○○と申します!今お手元にPCなどあれば、ぜひカンパニータンクで検索してみてください!」
なるほど、とググってみると、サイトが出てきた。
営業「こちらがですね、今注目している企業様、精力的に活動していらっしゃる企業様を紹介する経営マガジンとなっているんです!」
営業「なんとですね、インタビュアーが大路恵美さんという、『ひとつ屋根の下』の小梅を演じてらっしゃった女優さんなんです!!」
うま「あ~そうなんですね~。ひとつ屋根の下・・あんま知らないですね、すみません」
営業「そ、そうですか・・最近は秘密のケンミンショーとかにもご出演されていて・・」
うま「すみません、僕テレビ全く見ないんですよ」
営業さん、撃沈。そもそも芸能人やゴシップに全く興味のないうまPくん。昨今の有名な芸能人の不倫騒ぎにも全く触れないメンタルの持ち主。
私は二人のやりとりを聞きながら様々なブログ記事を拝見し、これはすごい!めちゃくちゃネタになる!と心を躍らせていた。
うまPもつられ笑いをしそうになりながら、一生懸命、営業さんの話を聞く。なんと、今週末にうちの会社にインタビューをさせてほしい、とのこと。
こ、今週!?
いくら小さな会社だとしても、うちの代表(笑)は月末まで予定びっしりです。それはタイトすぎるだろ。
営業「費用に関しては、芸能人の方をリポーターとして派遣させていただくこともあり、社長様に○万円負担していただいております」
ですよね~~~~~~~~~~~~~~~~
うん、わかってた。最初からわかってたよ私は。なぜならうまPが電話で話しはじめた瞬間、紙に「詐欺ダメゼッタイ」とカンペを出していたから。
でもうまPは「こういう営業からでも何か学べることがある」とかなんとか言って、わりと営業は最後まで聞くスタイル。
一通り営業さんが話し終わった後のうまPの第一声
「で、なんで僕なんですか?」
私の心のダムが決壊した・・もうだめだ笑いが堪えきれない・・椅子から転げ落ちながら必死に声を殺す私。
すごい剛速球投げるやん代表・・右ストレート200キロやん・・
営業さんはすかさず「リサーチチームが御社のサイトを見つけてきてくれてですね、最近立ち上げられたということで・・」と、起業したばかりの会社だから、というようなことを説明。
うま「そうなんですね~・・でも、今週末ってwちょっと急っすよねw」
営業さん頑張るも、うまP代表「わかりました~。では検討してまたご連絡させていただきます。」と終話。
もちろん、そのあとお断りの電話を入れました。律儀な男、うまP。
インタビュー商法というジャンル
というジャンルが存在するらしいです。詐欺ではなく、あくまでも一種のビジネススタイルなんだとか。
まぁたしかに、納得したうえで契約して取材してもらうなら、詐欺でもなんでもないよね。
私がリサーチしたところによると、このブログが最も面白かったので紹介しておきます。
メガネっ子アイドル・ 時東ぁみちゃんと握手する方法 - sakotsu inspire blog
この方、時東ぁみちゃんに会うためにお金払ってインタビュー受けたそうです。すごい。すごいカラフルなカーディガン。すごい。
さらにこのツイートでダム爆破。やばい。
『インタビュー商法に乗っかった男』としてそっち業界方面で僕の名簿が回ってるらしく、今度は別の出版社から「大仁田厚さんと対談してみませんか?」という電話が掛かってきました。「ちょっと前に時東ぁみちゃんと思い出作ったのでもう結構です^^」と丁重にお断りしておきました
ここまでネタにするのはほんとすごい。嫌味ないし。
オモコロのヨッピーさんの記事ぶりにブログ読んで爆笑しましたわ。
この記事を見せてのうまP代表の感想
「え~俺も時東ぁみなら考えたな~」「ちょっとほかのインタビュアー見せて」
サイトに載っているほかのインタビュアーの一覧を見せると、
「おぉ!ボクシング世界王者の畑山いるじゃん!俺も畑山と握手してぇ~」「畑山のときにまた連絡してくれねーかな~さっきの営業さん」
とか言っててまた爆笑。
私も辺見マリとか杉田かおるとかなら会いたい!!!川崎麻世にも会ってみたい!!!
というわけで、「好きな芸能人に数万円払えば会えて写真撮れる」ってわりとラッキーなのかも?という結論になりました。
めっちゃいい経験させてもらえた
私たちも小さいながら会社をやっているので、こういう経験は勉強になります。
どこで収益を出しているのか、ターゲットをどう選定しているのか、芸能人へのギャランティがいくらで・・とかって、ちょっと考えたくなってしまう(笑)
正直に言って、わが社としてはこの雑誌に掲載されるメリットがなかったので丁重にお断りしましたが、いい経験をさせてもらえて本当に感謝です。
だってラジオのネタができた。
そしてnoteのネタもできた。
ありがたや、ありがたや・・・
やっぱ、経験から出る話が一番面白いじゃないですか。いくら面白い映画やドラマの話をしたって、それは追体験だから、実体験ではない。
でもこれは実体験だから!本当のことだから!
素人のうちらでも面白く話せると思うんです。
というわけで、次回ラジオでも取り上げたいと思ってます。
代表(笑)の口からも説明してほしいよね、やっぱり。
あ〜笑ったぜ。
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