スキンシップがすごい!

子どもたちにぜひ教えたい、正しいスキンシップですが、そのスキンシップの凄さを私たち大人は知るべきです。

私は小児タッチセラピーを学んだ時に、

栄養満点の完璧な食事や、整った生活環境の中で育った子どもよりも、親や家族からのたくさんの愛のあるスキンシップで満たされている子どもの方が、精神面でも、健康面でも、体や脳の成長などに良い結果を生みやすいという話を聞きました。

睡眠の質がよくなる、食欲増進、免疫力や治癒力の増加、成長の促進、精神の安定(イライラや多動などの改善)、痛みを軽減したり、便秘が改善したりなど、そのほかにも様々な効果があげられます。

スキンシップするだけですよ?すごいですよね!

最近では、医療的ケアが必要な子どもや、発達障害の子どもへの療育でも注目されています。その効果が実証され、病院、保育園など様々な施設で活用されています。


一番は、親や家族からの愛のあるスキンシップが大事だと思いますが、スマホやタブレットなどの影響で家族とのスキンシップもだいぶ減っているように感じます。近頃は他人に子どもを触られたくない親が多いと聞きますから、昔よりさらに人との触れ合いが減っているのはまちがいありません。あまり神経質にならずに、色々な人やものに触れるチャンスを与えてあげても良いのになと思います。

(もちろん、必ず許可を得てからが大前提です。人様の大切なお子さんを、突然触ったり、抱き上げたりしては絶対にいけませんよ!)

ママたちの話を聞くと、こんなにネットで情報が手に入る時代なのに、ネガティブな情報に対して敏感で、ポジティブな情報を全く知らないということに気付かされます。

これは私の考えですが、ママたちは子育てや子どものことで不安になると、自分が望まない言葉で検索しているのではないでしょうか?

たとえば「夜泣き 病気」「多動 問題行動」「言葉が遅い 何才まで」など、このような検索の仕方をすると、ネガティブな情報しか表示されません。

赤ちゃんだって、大人と同じです。座らされているイスの座り心地や、枕が落ちつかない。体との相性の悪い食べ物を本能的に嫌がっていたり、色んな理由があります。メンタルリープの時期なだけかもしれません。

知るということは、不安になることではありません。これからを良くすることです。

特にネットの質問サイトなどは、いたずらに不安をあおる事を言う人たちもいます。あまり信じ過ぎないようにしましょう。ネットで検索するより、子育て支援施設や病院など専門家のいる場所へ行き、プロの話を聞きましょう。

まずは、お子さんを、抱きしめてください。頭や、背中を優しく撫でてください。ママもお子さんも落ちつくはずです。

あなたの手にはすごいパワーがあります。ぜひ、試してみてください。






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