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目にも口にも華やかな主菓子「雪餅」(by 千本玉壽軒 )

三斎流のお茶のお稽古に通い始めて、はや3年。
3回目の初釜でした。

お正月なので、初釜のお点前で使用するお茶杓、柄杓、お箸、お庭のしつらえには「青竹」で作られたものが用意されます

お庭や水屋で青竹のお道具達を見るだけでも「あぁ、お正月が来たんやなぁ✨」と華やかな気持ちになりますが、一番の楽しみは、先生に点てていただける「お濃茶」。

濃茶は、薄茶と違って、サラサラとした液体ではなく、ねっとりとした食感で、飲むというよりも「はむはむ」しながらゆっくりといただくもの

使われる量が薄茶とあまりに違うので、胃がびっくりしないように、お稽古の前に、しっかりと食事をとってのぞみますが、主菓子(おもがし)も濃茶の前にいただく大切な楽しみの一つ。

今年選ばられたのは「雪餅」(by 千本玉壽軒 ) 


雪餅」(by 千本玉壽軒 )

白いふわふわとした姿が赤い菓子皿の上に載せられ、とても華やかでした。
しかもこの「雪餅」はもちろん見た目だけではありません

きんとんには貴重なつくね芋が使用されていて、いただくと「つくね芋」のほのかな香り、また何より、あの独特の「とゅるり」としたお芋の舌触りを絶妙な塩梅で楽しむことができるんです。

「ねりねり」されている濃茶のお点前を、鎮まった空気感の中で拝見しながら、雪餅をいただく時の幸せ感と言ったら。

あぁ、これぞ「初釜」なお稽古でした✨

余談ですが、この雪餅はもちろん事前予約が必要だそうです。
また寒い時期限定のお菓子ですので、ご興味のある方は、事前にお電話されることをオススメいたします。

千本 玉壽軒(せんぼん たまじゅけん)
https://sentama.co.jp/


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