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前髪を作ったら強くなったお友達のお話

こんにちはSunaoです♪

今朝は珍しく時間に余裕がある朝で、11歳娘ちゃんがこんなお話をしてきました。

娘ちゃんは割とたくさんお友達がいるのですが、人間関係の悩みも色々抱えています。

今朝の登場人物は

Aちゃん… 娘ちゃんと気が合う優しいお友達

Zちゃん… 娘ちゃんとAちゃんを悩ませている
クレクレ星人的なお友達


娘ちゃんの悩みはいつもこんな内容
「Zちゃんが、〇〇(娘)ちゃん肌黒いね〜。
私は色白だよって言ってきた(怒泣)」

「人使いが荒いし、束縛するし、自慢ばかりしてくる」

そして、娘と気が合うAちゃんと仲良くすると、Zちゃんがあからさまに自分に強く当たってくる、または、Aちゃんにひどい扱いをする。

Zちゃんは自分が一番じゃなきゃ嫌だ!という気持ちが強いお友達なのです。

Aちゃんと娘ちゃんはそんなZちゃんを嫌だと思いながらも、Zちゃんの機嫌を取ったり、時には逃げ出したりしながら付き合っていました。

いつもは怒り泣きしながら撒き散らすように話してくる娘ちゃんなのですが、

今朝の話はちょっと違いました。

「最近、Aちゃん前髪命でさ(笑)

前髪可愛くしたら、なんか強くなったんだよね〜

Zちゃんが、
”前髪変だよ”って言ってきても
”だから、何?”ってニコニコして言い返してた。
何も言えなかった子なのにすごくない?」

今まで優しいAちゃんの話を聞いていた私は感動して

「Aちゃんすごいね!そうなんだよ!

優しいだけじゃダメなんだよ!
強さも必要!

Aちゃんは自分を可愛くすることで強くなれたんだね!

そして、Zちゃんは強いだけじゃダメで
Zちゃんには優しくなることが課題なんだと思うよ」

娘ちゃん、なるほどーーという顔をしていました。

そして

「やっぱり、人の為に何かをしなさいって教わってるけど、あれ違うと思う。
自分のためにするって大事だよね」

「娘ちゃーん!そうなんだよ!

人の為ってすごくすごく尊いし、とっても大切なことだと思う。
でも、そこには2ステップあって みんな1ステップ目をすっ飛ばして教えてるんだよね。

1ステップ目は、
まず自分を満たすことなんだよ。

例えば、
3歳息子くんが”ママ寒いよ〜”って寒がってるとするでしょ。
でもその時にママの手が冷たかったら、ほっぺを触ってあげても
”冷たっっ”ってなっちゃう。
まずはママの手を温めることが先。

人の為にやってあげるには、まずは自分の心を温めて良い気分にすることが大事なんだよ〜」

そんな話をしていたら学校に行く時間になり、
前髪をヘアアイロンでセットしている娘ちゃんに

「もうそんなこといいから早く歯磨いて学校いきな!」
といつものやりとりに。苦笑…

娘ちゃんヘアアイロンしながら
「今心を温めてるの!」
と言い、いつものようにバッタバッタで登校していきました。笑

最近娘ちゃんは、思春期に片足突っ込み始め、
ママの言葉は「うるさっ(怒)」とシャットアウトな感じでした。

親はどうしても教えてあげたい、良くしてあげたいという気持ちが先走って、
いつの間にか説教みたいになり子供に耳を塞がれてしまうのだけれど・・・

つくづく、話すタイミングって大事だなと思いました。
娘ちゃんが話したい気持ちと、私が話したい内容が一致した時
それはす〜っと入っていくんだな・・・と。

子供には子供の気づきがあって、本人が気づいた時にそっと温かい温度のある言葉をかけてあげられたら最高だな・・・。

それには、親である私もいろんな事を体験して、心を動かして、意識を広げ、高めていくことが大切だなと思いました。

思春期の娘ちゃんとはぶつかり合うことも多いけれど、
今日は、温かい会話ができた気持ちの良い朝でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました♪



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