心に湧き上がってくるものを言語化されていますか?
こんばんは。久しぶりの投稿です💦
今日も傾聴における〈一致〉について深めていきます。
〈一致〉とは・・・
『セラピストはクライエントとの関係の中で自己の内的な体験に気づき、ありのままの自分でいようとする。つまり、関係の中でセラピストが体験していること(体験レベル)と、意識していること(意識レベル)とが一致しているということである。』
前回、私達は相互作用の中で生きている、と記載しました。
その言葉を胸に、
『相手への向かい方は自分に返ってくる』そう思いました。
傾聴の”一致”において、『自分の気持ちにフォーカス』
”フォーカシング” というものがあります。
《2つのフォーカシング》
◇自分に対してのフォーカシング(下記①)
◇相手とのやり取りの中での自分へのフォーカシング(下記②)
①聴き手が話し手に聴き手が認識していることは間違っていないか、を確認する。(ここでいうと聴き手が生徒、話し手が先生のような感じ)
「あなたの仰ることを私はこのように受け止めています。間違っていないでしょうか?」
②聴き手と話し手のやり取りを中心にして、互いに反応し合い、自分の中に湧いてきた言葉を表現する。それを相互的に共有することにより共感的理解を得る。
個人的に私は②が好きです。
人により解釈は異なります。
だからこそ直にその瞬間ごとに関わりあい、その方との関係を大事にしたい。
そう思うと、やはり相手の考えを拒否するのではなく、受け止めながら
①ああ、あなたはそのように感じているんですね
②私はこういう風に感じている自分があります
解釈が違った場合…
③そうなのですね、あなたはそのように感じられるのですね
④私はこのようにあなたの考えを認識しています
⑤あなたはいかがでしょうか
①~⑤の繰り返しのような気がしました。
その中で互いの本当の気持ちを出していく。
シチュエーションやテーマによっては言語化しにくいかも?!ですが
その出しにくさに気づきながら、互いに自己表現できていくか、できるようにするかが大事ですね。
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