雑感。~第4節~vs大宮アルディージャ(A)

間違ってるな、こいつアホやな、と思っても笑って許してくださいね。
雑感なのであしからず。

この日の相手は毎度ソリッドな組織を形成し、攻略することに苦労するわけですが、加えて好調なその相手に対してどこまで食い下がれるか注目です。

スタメン、配置は下記を参照願います。


前半

 早々に複数のエラーが繋がって失点したことが精神的に影響したのか、ビルドアップの初っ端から相手を引き付けることができず、前に繋いでも詰まってリサイクル、の繰り返しが多かった印象でした(昨年通り)。
 ここまでに改善が見られたと感じていた対人戦も激しさが控えられ。オーバースペックのDHは留守番ができずにCB前のスペースを開けてしまう、期待の俊足兵器はそのスペースを埋めることを怠る、昨季のトップスコアラーは仕掛けることを避けていた印象でした(相手の#24とのマッチアップは苦労していたかもしれないけど)。

 定石通りというか、相手中盤の脇を使いながら前に進み、ズレを生み出す試みだったと思います(もちろん相手DHやシャドーがこれを嫌ってポジションをずらせばHVからDF/MF間に直接ボールを届けられるわけですが相手シャドーはうまくケアしてたかと)。リトリートされたら崩すのには難儀するので高い位置からハメにいこうとする意図も感じました。しかし、崩すにしても「小さなカウンター(引き付けてリリース)」を徹底しなければ、前に進むほどに資源が尽き、結局ボールを失います。前からハントするなら死ぬ気で、後ろのことは味方に任せてプレスしなければ間延びし、単なるスペースの提供に他ならないと思います。

後半

IN藤田⇔OUT井上、IN井出⇔OUT小池
 井上さんは交代?とは思いましたが、福村とタイミングが合わなかったり、佐藤がターンしたのに位置取り悪かったりで受けられない等良くないところはあったからやむを得ないのかなぁとは思います。また、ジョエルを入れてアンカーの位置を安定化させる目的があったと思われます、攻撃も守備も。どこかで見たやつかもしれませんが、、、。

 多少のマイナーチェンジもありましたかね?47:50頃からスタートした攻撃は狙っていたスペースを攻略したことで最終的に相手ゴールを脅かすことが出来たと思います。IHの立ち位置が前半より内側になってWBが大外に出るシーンが目立ちました。この恩恵として相手HVがIHを警戒してくれる場面も見られましたが(58:00~)、裏に1本出たかというとNO。ここで裏へ出るともう少し相手も前掛かりになったかも。。?後ろに割くリソースを減らした分、相手のDF/MFライン間に干渉する選手(IH)が増えたので、この形をもう少し早く見たかったです。
 ただ、大宮サイドからすると交代枠にイッペイらを残しており、余裕があったようですね。IHの顔ぶれについても言及されていますので、もし未読の方はぜひ。


まとめ

 大宮はソリッドな相手だと思います。実際、正しいアプローチなら勝てたか?と言われても難しい気がします。#24と#41は特に今後も苦労すると思いますね、譲ってください。
 (日常的に示されるように)ヴェルディは後半にようやく攻撃の糸口をみつけたものの、リードを与えたままですと、終盤は相手も逃げきることを考え始めるので、地上戦でゴールが期待できるのは後半45分間のうち、35分くらい程度かもしれませんね。ヴにはボックスに放り込んだ際に恐怖になるFWがいませんので(阿野君の名前が出ていましたが、私は存じないので何とも言えない)。去年ならヨンジがいましたね。途中まで林もいたけど。それだけ短い時間で、完成度で上回る相手を攻略しろと言っても難しいでしょうね。それこそ「狂気」になるんですかね。


 

永井さんは「7割成功」という評価でしたが、要求の7割出来たら勝てるようなチームをお願いしたいですね。揚げ足取りみたいですが。

 個人的にマテウスは数少ない期待でした。鋭いボールを蹴るシーンはなかったと思いますが、相手の頭を越すようなボールを蹴れていたので、ハイボールに強い上福元くらいに期待していいですかね?期待しています。

言ってる間に次の試合が来るので、いい準備をしてほしいです。
どうせお礼参りに一発もらうけど勝つやつでしょ。ゴール決めたらゆりかごしますわ、こっそり。