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ITZYと、制服衣装と、Sorry Not Sorryと~ファンによる感想・雑記いろいろ~

4月30日にミニアルバム「GUESS  WHO」でカムバックし、「マ・フィ・アin the morning」のステージでプロモーションを続けてきた私たちのITZY。5月20日からは活動曲を収録曲である「Sorry Not Sorry」に変えてステージを披露してくれます。

Sorry Not Sorryについて

「Sorry Not Sorry」は、カムバック日のショーケースステージの初っ端に既に披露してくれてました。圧巻なので未視聴の方はぜひ見てほしいステージの一つです(ちょっと出だしからカッコ良すぎて…)

続いて5月20日のMカウントダウン、同じ衣装ですがカメラワークの違いもあり演出が少し変わっています。


この曲は歌詞もまた良くて、

挑戦的なコンセプトの「マフィア」とは対照的に、ITZYの背骨とも言える自信に満ち溢れた、そしてなんとも頼もしい、心が熱く燃えてくるような内容なんです…涙(メンバー全員のお気に入りらしく、またこの歌詞の曲をメンバーが気に入っているというのも私はすごくうれしい。)

ダンスの振り付けもITZYの全タイトル曲のエンディングポーズであるクラウンが散りばめられれていて(私が数えた限り6回は入っていました)、まさに「ITZYらしいITZY」という感じです。
ちなみに私のお気に入りはブリッジ部でリアちゃんがソロでクラウンを作るところ。高貴。

ITZYの制服風衣装

ところで、このパフォーマンスは制服衣装がカッコいいのですがITZYの衣装ってもともと制服風のものが多いんですよね。

私のお気に入りをいくつかピックアップしてみます。

まず絶対に外せないのがコレ。2019年のMAMAで新人賞を受賞した時の赤チェックスカート。この写真ではわかりづらいですが、スカートにたくさんのキラキラが散りばめられていて、華やかでエネルギッシュで、まさに新人賞!にぴったりです。(これだけ見ると制服風か?って感じがするかもしれませんが受賞式で披露したのが学校の教室風ステージでのパフォーマンスだったのでコレは制服風です。笑)

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続いてこちら!ファンの人気も非常に高くて私も大好きな学ラン風の衣装です。これを初めて見た時は衝撃を受けました…彼女たちとこの時の活動曲(WANNABE)にあまりにも似合いすぎてて!!これを考えたスタイリストさんに手が痛くなるほどの拍手を捧げたい。

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同じくWANNABE期、こちらはスカートやインナー違いのコーディネート。ベレー帽にカチューシャなどそれぞれの着こなしがかわいすぎる…足元は同色のコンバースハイカットに同じ丈のソックスを合わせているのがミソ。両脇の二人だけ腕まくりしているのも良い~。

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これはNot Shy期の着こなし。
スタジャンって、かわいすぎませんか…青春です。青春。色も爽やか。袖にメンバーのネームが刺繍されたジャケットは、よく見ると丈が違います。

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そしてこちらはWANNABE期のピンクの制服風。同じように見えるけど足元で個性を出したコーディネート。ゴツめの赤のスニーカーってすっごくかわいいですね、赤2人、白2人、赤に白紐1人ってすごく良いバランス。靴下は皆バラバラなのもかわいいですね…(さっきからかわいいしか言ってない)この写真ではまた腕まくりの程度にも差があって、それも良き。


制服風衣装の良さって、こんなふうに統一感を持たせながらもそれぞれの個性やキャラクターを出しやすいところにあると思います。

思えば私も制服を着ていた頃、ソックスの長さとか合わせる小物とか、なんか流行っていたブレスレットだとか、
ボタンはどこまで開けるかとか、袖をまくるかどうするかだとか、リボンをどの辺までゆるめるかとかにすっごくこだわっていたんですよね。

やっぱり、着方によってキャラが見えるじゃないですか。「どういう自分でいたいか」っていうのを、制服のちょっとした着方の違いで表そうとしてたんですよね。なんだか懐かしいです。

(ものすごい脱線の仕方しますが制服アレンジの一つの到達点ってgossip girlだと思ってるんですけど…好きだった方いますか…)

とにかく、これまでの制服風衣装はどこかしらメンバーに合わせたアレンジがしてあって、それが各メンバーの個性の演出になっていたように見えたんです。

「ガチ制服」と「仕事人」

さっきまで見てきた制服風衣装が「自分らしさ」とか「違い」の演出だとしたら、Sorry Not Sorryの衣装はまた違った意味を持っている気がします。

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個人に合わせてアレンジされたところが一つも無くて、全く同じ制服と全く同じブーツを同じようにキチッと着用しているんです。私が探した限り、ここまで全く同じ衣装(靴まで)を同じように着用している例が見当たりませんでした。もちろん、さっきの制服風衣装も含めて。

多分これは、制服風衣装じゃなくて、「ガチ制服」なんだと思います。そして、この制服の着方は責務を遂行する「仕事人」の制服の着方です。仕事人は制服を着崩しませんし、着方によって自分を表現する必要はないんです。むしろキッチリと隙なく着こなしたほうが断然カッコいいし仕事ができそう。留めた第一ボタン、首元まで上げたネクタイ、ジャストサイズの肩や腰回りこそが正解。これぞ、世の中の「プロ」の制服の着方です。

あと強いて言えば、実は唯一違うのがベルトなんです。↑の集合写真でもわかるメンバーもいますが、一部隠れて映っていないのでぜひステージの動画でみんなのベルトのバックルを確認してみてください。微妙に違います。

社会人で制服着る方は分かると思うんですが、ベルトだけは私物じゃないですか?全く同じ制服に、目立たないデザインの、でも皆違うベルト。これがもし意図的だったとしたらスタイリストさん凄すぎる。「プロ」の制服の着方を完璧に演出したスタイリングだと思います。

(そしてショーケース&Mカの衣装のさらなるポイントは全員の「腕まくり」でしょうか…この制服の着方での腕まくりって着崩しじゃないんですよね、それはただの「本気」の演出で。腕まくりから仕事人たちの本気が伝わってくる気がします)

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5月22日の音楽中心でも、5人とも全く同じ型の制服衣装でした。着崩しも無し。さっきの白制服にもあった腕章が入ったレザージャケットがカッコ良すぎる…。
そして、ステージを見ながらチェックをしたところ、やっぱりベルトのバックルだけがまた微妙に違ってました(この写真ではちょうど隠れてわからない…)。まぁ、明日23日の人気歌謡ではどうなっているかわかりませんが笑
できれば明日も、同じ「仕事人」スタイルの制服だったらいいなぁ〜。

We go up higher

それにしても、2年前デビュー曲「DALLA DALLA」のMVでは空港で出国審査を受けていた5人の女の子たちが(このシーン大好き)

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いつのまにかパイロットにも見えるような衣装を着ていることに感動。。(マフィアの対?で警察官にも見えます。どっちにしてもめちゃくちゃカッコいい。というか警察もいいな…)

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Not Shyでは車の操縦してた彼女たちですが、もう飛行機も操縦しちゃうのかもしれません、私たちを乗せて。Sorry Not Sorryでも「私についてくればいい」って言ってるし。

ところで、「ITZY MIDZY 날자(飛ぼう)!!」はファンにはお馴染みの彼女たちの掛け声ですが、

Sorry Not Sorryの歌詞「We go up higher」は、この掛け声と繋がっているような気がして。(「Not Shy」収録のファンソング「Be in love」には「もっともっと遠くに飛んでいけたなら」という歌詞がありますが、「Sorry Not Sorry」では距離でなく高度が上がりました)そこにもグッと来ちゃいました。というか、いつもグッと来てるんですけど。

ITZYホントにありがとう、サランへ~

ここまで、Sorry Not Sorryの衣装についていろいろ書きながら、改めてこれまでの色々を振り返ってみました。

やっぱり私は、ITZYの楽曲やステージが大好きです。そして、実はものすごく難しいITZYのコンセプトについて考えて、解釈して、それを表現するために多くのものを背負って、でも消化してくれる5人が大好きで、心から尊敬してます。

ホントに、この状況下で何回気力貰ったかもうわからないくらいなんです。

音楽って、エンターテイメントって、やっぱり必要なんです、人類に。それにいつも真摯に向き合ってくれて、ほんとにありがとう。あっという間に過ぎていった2年間だけど、ホントに多くのものを積み上げてきてくれて、それが本人たちの自信になっていたとしたら、うれしい。そしてその積み上げてきたものは、絶対に誰にも奪えないものなんです。彼女たちにそのことは知っておいてほしいなぁ。

この記事が5人に届くとは全く思ってないんだけど、星の数ほどあるK-POPアーティストのなかの1つに対して、すごく思い入れのある人間がいるんだなーってことがちょっとでも誰かに伝わればいいなと思ってます。

ここまで読んでくださった方も…ほんとにありがとう。更新頻度がものすごく低いんですけど、また書くと思います。では、また!

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