2024年フィンランド宿泊事情~1泊100ユーロで泊る
今回は、5月にフィンランドに行った際の宿泊について書いてみます。
1泊100ユーロ以内ならアパートメントホテル
フィンランドでは、1泊100ユーロ程度で泊ることを目指しました。その理由は昔の上司が言っていた「最低1泊100ユーロで泊りなさい」というアドバイスを未だに守っているから(笑)なあんて冗談ですが、それ以下ですと、普通のホテルではほぼ泊れない、というリアルな事情もあります。
そこでお薦めなのが、アパートメントホテルです。
理由は、上記のとおり、普通のホテルよりも格安の場合が多いこと、そしてシャワールームのほか、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、皿、カテラトリー、鍋や包丁などの調理道具、挽いたコーヒー豆を含めたコーヒーメーカーが付いているからです。簡単な朝食がとれ、頑張れば夕飯も作れるので、食事代も浮きます。
デメリットとして挙げたいのは、鍵の受け渡しが不安であること。
宿泊前日、メールでキーボックスのありかと、ダイヤル番号の指示があります。宿の近くの指定された場所に、上の写真みたいなものがぶら下がっていますので、これを探し、中から鍵を取り出すのですが、宝探しみたいでスリリング!
結局3カ所泊ったアパートメントホテルのうち、1カ所は掃除の人から、1カ所は宿の持ち主から、それぞれ電話をしたうえで、鍵を直接手渡ししてもらいました。その方が安心です。
宿はいずれもBooking.comで予約しました。
ヘルシンキ、ユヴァスキュラで宿を取りましたが、その時考慮したのは、宿泊代のほか、
・駅から徒歩圏内であること
・キャンセルがギリギリまでできること
でした。その結果、予約した宿はこんな感じ。
①ヘルシンキ:1日目 84.4ユーロ=14,428円〔13,504円〕
2日目 70.0ユーロ=11,973円〔11,200円〕
合計 154.4ユーロ=26,401円〔24,704円〕
②ユヴァスキュラ 109.5ユーロ=18,720円〔17,520円〕
③ヘルシンキ 86.6ユーロ=14,813円〔13,856円〕
(キャッシュカードの支払いレート、1ユーロ=171円で計算。〔〕内は同160円で計算)
1泊100ユーロ以内を目指し、一応クリアといったところでしょうか。
なお、もう少し駅から遠かったり、予約時点で即支払いの宿ですと、さらに安いところもありましたね。
①ヘルシンキ・カンピ近くの宿
最初の宿は、カンピから徒歩5分くらいのところにありました。
部屋はこんな感じ。
洗濯機がなかったものの、駅チカでなかなか快適でした。
もっとも、エレベーターは怖かったけど(笑)
一度エレベーター内に入って柵を閉じ、内側から鍵をかけると、ようやく稼働準備OK、その後階数ボタンを押すという、スリリングな設計。とは言え、フィンランドにはこうしたエレベーターが結構あります。
②ユヴァスキュラの宿
こちらは駅から徒歩15分くらいのところにありました。
部屋数はなんと3つ。
ダイニングと、
リビングと、
寝室。これで109.5ユーロなら、安いと言えるかな。ちなみに近くには小さなレストランがあったほか、徒歩10分以内にスーパーマーケットが2つありました。
③ヘルシンキ・Iso Roobertinkatu近くの宿
ヘルシンキのデザイン美術館の近くに、Iso Roobertinkatuという繁華街があります。
こんなカフェレストランのほか、
ヘルシンキには珍しい!?オトナのお店もあります(笑)
ここから徒歩3分ぐらいのところにアパートメントホテルはありました。ワンルームですが、十分な広さ。
シャワールームはこんな感じ。フィンランドでは標準的なタイプですね。
スーパーマーケットも徒歩圏内にあり、これで86.6ユーロなら、十分ではないでしょうか。
鍵の受け渡しや、機械の操作が分からないときなど、不便な点もありますが、アパートメントホテル、お薦めです。
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