見出し画像

フィンランドでバードウォッチング

 5月にフィンランドに行った際、バードウォッチングもしました。そのことを書いてみたいと思います。


30種類以上をゲット!

 フィンランドの滞在中、次の30種類の鳥を確認することができました。

 なお、このほかにもアイサの類いとかを見ましたが、同定できなかったので割愛。あと、スズメもカウントから外しています。

 フィンランドのバードウォッチングで気づいたことは、
 ・日本よりも鳥の数が少なく、見つけるのがけっこう難しい。
 ・警戒心が強い。

といったところでしょうか。でも、ヘルシンキ市街でも見られたり、日本では見られない種類もいて、なかなか楽しめました。
 ちなみに、使った機材はOM SYSTEM OM-1MarkⅡとトプコンRトプコール300㎜F5.6の組み合わせ。トプコンRトプコール300㎜F5.6は単焦点レンズですが、軽いので持って行くことにしました。海外旅行では、少しでも機材は軽い方がいいですよね。

ヘルシンキ市街~日本で見られない鳥もちらほら

ヘルシンキ市街では、カイヴォプイスト公園ヒタニエミ墓地Mustikkamaaなどでバードウォッチングをしました。

見られた鳥をピックアップすると……
 まずはノハラツグミ。これは日本では珍しいですが、フィンランドではイヤってほど見られます(笑)。「カカカカッ」って鳴き声が特徴です。

 ズアオアトリ。これもフィンランドではポピュラーな鳥。鳴き声が可愛い。警戒心が強いですね。

 アオガラ。個人的に見られて嬉しかった鳥のひとつです。どこでも見られる鳥ですが、こちらも警戒心が強く、撮影は難しかったですね。

 ハシグロヒタキ。カイヴォプイスト公園で見たのですが、これは珍しいのではないでしょうか。

 ウタツグミ。夜(20時頃)鳴いていました。トラツグミに似ていますね。

 キタヤナギムシクイ。最初、ナイチンゲール(サヨナキドリ)かと思いましたね。
 このほかにも、クロウタドリはよく見ましたし、ゴシキヒワとか、このエリアならではの鳥にたくさん出会えました。ヘルシンキ市内でも、じっくり探せばいろんな鳥を観察できますね。

ユヴァスキュラ・プンカハリュ~日本でおなじみの鳥も。

 フィンランド中部の街、ユヴァスキュラと以前ご紹介したプンカハリュでもいろんな鳥を見ることができました。
 ユヴァスキュラでは、中心部からほど近いところに、Tourujoki nature trailという自然保護公園があり、そこで野鳥観察しました。

 数キロに渡って散策ができます。

 ノハラツグミ、ズアオアトリ、アオガラといった鳥のほか、プンカハリュでは、アカゲラ、ジョウビタキ、ヨーロッパコマドリ(ロビン)といった、日本でもおなじみの鳥も見られました。 
 一番心躍ったのは、マダラヒタキが見られた時。

オス
メス

至福の時でしたね~。とは言え、ヘルシンキ市街とそれほど大差ないのも事実。ある意味、森と湖の国フィンランドならではの自然の豊かさなのかも。

コリ~大型鳥の宝庫

 今回の旅行では、東部のコリ(Koli)にも行きました。フィンランド人の心のふるさと、ともいわれる景勝地。さて、何が見られたでしょうか。
 こちらでは大型鳥を多く見ることできました。

 白鳥。

 クロヅル!コリでは2回見ることができました。
 そして一番嬉しかったのは、

 モリフクロウが見られたこと!夕方、開けた場所にいました。結構大きくて、立派。風格がありましたね。その前に見たのは、

 タゲリ。なんですが、日本で見るのと、ちょっと違う気もしますね。

 小鳥では、これまでご紹介した鳥のほか、

 モリムシクイ。遠くにいたのを発見。嬉しかったなぁ。

 これは農道にうずくまっていたイスカ。最初、生きてないのかな、と心配になりましたが、道の脇に放したら、そのまま飛んでいきました。良かった~
 このほか、撮影できなかった鳥では、ワタリガラス、オオジシギなども見ましたよ。
 
 フィンランドでのバードウォッチング、お薦めですよ!そうしたツアーを組んでみたいな、と思った次第です。

いいなと思ったら応援しよう!