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プラモデルサボり部 泥んこごまかし法

 まるで最近の株価の用に乱高下するプラモデルへのモチベーション。しかしモチベーションが低いまま、プラモデルから遠ざかってしまうのは勿体ないと、平日の仕事終わりや学校終わりにサクッと仕上げる方法を研究する謎の部活動である。

めんどくさいとこは、泥でごまかす。

  ジオラマやプラモデルの土台などを作る際に、乾くと土やコンクリートのような仕上がりになる塗料が各メーカーから発売されている。いわゆるテクスチャー塗料と言うやつだ。その塗料を面倒くさい細かなデカールや塗装に失敗した面、手書きが必要な箇所などに塗りつけて、激戦の中で傷つき細部が見えなくなってしまった感をだし、誤魔化そうというのが、今回の泥んこごまかし法である。

タミヤとシタデルはこんな感じのやつ

下準備

  とりあえずは普通に組み立てます。今回組んでいくのはウォーハンマー40kのアサルトインターセッサー。肩のアーマーの船団マークが難しそうだったので、サーフェイサーを吹きかける前からシタデルカラーのテクニカル「ASTROGRANITE」を塗りつけます。一箇所だけ汚れているのも不自然なので全体的に自然に泥だらけにしていきます。そしてサーフェイサーを吹きかけて、一通りウルトラマリーンカラーに塗ったのがこちら!

はみ出し気味な肩のマーク

若干乾いた塗料で汚す

 このままでは不自然に装甲にゴツゴツができてしまうので、あらためて茶色で上から色を乗せておきます。ベタ塗りしてしまうと不自然になってしまうので、少し塗料を筆の塗料を拭き取り乾き気味の状態で汚していきましょう!そして完成したのがこちらだ

肩のマークがきれいに塗れなくても安心!

  失敗した箇所をテクスチャー塗料で誤魔化したい時は、上からそのまま塗るのもありですが、意外とテクスチャー塗料の色が強く載ってしまうことがあります。テクスチャー塗料を塗って、その周りを元の色に塗り直してから、あらためて茶色や灰色で汚していくと自然な仕上がりになるかと思います。

  この方法のいいところは、極めて行けば普通にジオラマやダメージ表現に使えるということ。そしてここで得た経験値はきっと、敢えて汚したいときにきっと役に立つはずだ!地道にコントラストかけていくことに疲れてしまった方は是非試してみてください。きっと寄り道がいい経験になるはず!

右肩も誤魔化していくスタイル。

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