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プラモデルサボり部 鋼鉄のドライブラシの巻

  まるで最近の株価の用に乱高下するプラモデルへのモチベーション。しかしモチベーションが低いまま、プラモデルから遠ざかってしまうのは勿体ないと、平日の仕事終わりや学校終わりにサクッと仕上げる方法を研究する謎の部活動である。

鉄の塊を銀のドライブラシで仕上げる。

  昔からプラモデルの題材となるのは、戦艦や戦車、飛行機にロボットなど金属で作られたものが多かった。つまり鉄の塊をサクッと表現する塗装ができれば、ほとんど大体のプラモデルでサボることができると言うことだ。そんな夢のような話を実現するための挑戦である。

下準備

  今回使用するモデルは、ホットゴブリンさんから鉄の鎧を纏ったリスの戦士を用意しました。こちらはレジンキットなので、しっかりとサーフェイサーをかけていきます。下地から鉄っぽさを出していきたかったので、マガホニー色染め上げていきます!

銅像と化したリスさん

メタリックカラーでドライブラシを!

  サーフェイサーが乾いたら、早速ドライブラシをかけていきます。ドライブラシとは、筆に塗料をつけ、その塗料を一度キッチンペーパーやティッシュなど拭き取り、ほとんど色がつかなくなった状態の筆でモデルをはたいていきます。そうするとモデルの凸の部分だけに色が載るというもので、ハイライトをつける手段としてよく使われてるものです。

わりとこれだけで満足。

  そしてドライブラシをかけたリスさんがこちらだ。もはやベースカラーを塗るまでもなく鉄の鎧になったのではないだろうか。スナガガはわりとマガホニーのサーフェイサーとシルバーのメタリックカラーのドライブラシだけで十分満足である。鎧部分はこれだけで完成!

仕上げにほかの色を載せていく。

  「この鎧かっこいい」と感じることができればこちらのものだ。あとは勝手にモチベーションが上がってくれるはず。高まったモチベーションのままに色を載せていきましょう!

 最終的に完成した「リス戦士」がこちらです!2色で仕上げた鎧も、くたびれた鉄のような味を出していて、これはこれで有りと感じていただけるのではないでしょうか?

  実はこの技の良いところは、あとから塗装したくなったら下地やドライブラシのハイライトが活きるところ。塗装がめんどくさい人や、ひとまず鋼鉄の塊を完成させたいという人は是非やってみてください!

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