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【デザイン模写】50枚トレースして気付いたことまとめ

こんにちは!
デザイナーとしてゲーム会社で内定者バイトをしているすなべです!
今回はデザインを50個トレースしてよかったことをまとめていこうと思います!


1.基準値が上がる

トレース50個やって変わったことの1つ目は、圧倒的に自分の基準値の上昇だと思っています。

トレースをやり始める前は、人気ゲームのUIを見た時「かわいいな〜」ぐらいしか思っていませんでした。

トレースするようになって、細かい部分に気づけるようになったり、説明できるようにならないといけないんだなと思う範囲が広がりました。

スプラトゥーンの例

トレース前
やっぱ任天堂すごいな〜

トレース後
なんだこのアイコン → まさかの企業の名前 → そういえばCyberpunk2077も全部の広告に会社が設定してあって企業の目的もあったな → 自分もここまで説明できるようなデザイン作りたい! → 他のゲームの設定も細かく調べ始める…

赤点線枠をズームすると…
背景にイカが仕込まれていることを観測
こんなんズームしないと発掘できないよ…
まさかのスポーツブランドのロゴだった。
「近年ではアーティスティストなどのコラボもしている」という細かい設定まである。
Cyberpunk2077に出てくる広告も、どの企業のもので、その企業の目的も設定されている。

自分がゲーム作る時ここまで説明できるようになりたいし、さらに他のゲーム調べたいというキッカケになりました。

トレースやって圧倒的に自分の基準値が上がったなと思っています。



2.ゲームの意匠が繋がり始める

トレース50個やって変わったことの2つ目は、世界観を基準に意匠を見れるようになったことです!

はじめはゲームの意匠をそのままトレースしてるだけでしたが
別のゲームでも同じ意匠を発見するようなことがありました。

1回目:意匠すばらし過ぎだろ…

CD Projekt RedのCyberpunk2077

2回目:…これ前もやったな

任天堂のピクミン4

3回目:またでてきたな

ロックスター・ゲームスのグラセフ
システマチックなデザインによく出てくることがわかった。

→ FUIらしい意匠にはこれがでてくるのか。
 近未来的な世界観のゲームを作るときに真似してみよう!

ってことが何回かあった。

トレース50個やって世界観と意匠を結びつけて捉えられるようになりました。


まとめ

デザイントレースやるの正直結構重いし、よく見ればよくないか?時間の無駄じゃないか?と思うこと何度かありました。

でもやっぱり、意識や基準値が上がったし、デザインに対する理解度が圧倒的に上がりました。

これはトレースしないと今の自分では自分を変えることができなかった部分だと思います。

今後ちょっと忙しくなって頻度が落ちると思いますが、また落ち着いたら今まで通りに続けていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


参考

コンセプトからUIデザインまで『サイバーパンク2077』アートディレクターにインタビュー!

スプラトゥーン3イカすアートブック



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