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クローズアップフィルターで手軽にマクロ撮影

家からそう遠くない場所に2箇所、草木が生い茂る森のような公園があります。

住宅街をスナップしているとほとんど思わないけど、その公園に行くと必ずもっと近くで撮りたい…という欲求が生まるため、クローズアップフィルターを持って行くことが多いです。
(愛用レンズは最短撮影距離が80cm。遠い。)

ご存知の方も多いでしょうが、保護フィルターなどと同じように装着するだけで手持ちのレンズがマクロレンズに早替わりする夢のようなフィルターです。

いつもと違って寄れるというだけで、なんだか楽しい!マクロレンズには人をわくわくさせる魔法がかかっているに違いない。

もちろん本物のマクロレンズがあれば一番良いのですが、公園以外ではなかなか使う機会がなさそうだし、重くて大きなものが多いし、いつか欲しいと思いつつなかなか購入には至っていません。

その点フィルターなら、羽のように薄く、軽い。

とんでもなく寄りたいわけではないんです。
あと1歩近くで撮りたい、を叶えてくれるフィルターです。

近づかないと撮りにくい小さな蜘蛛の巣と水滴。
こういうのも撮れるのが嬉しい。


フィルター1枚重ねるだけでこのように撮れるなら、少なくとも趣味で撮っている自分には十分かな。

F8以上に絞ると綺麗です。
開放で撮るとピント面が薄すぎてピンボケ連発します。


水滴の中を撮るには、もっと寄らないと難しい。

自分の手ぶれ補正もない古いカメラ(SONY α7S)でピントをMFで合わせるのはちょっと難しいけど、AFも使えるので最新のカメラならもっと簡単に合いそう。α7SだとMFにしたりAFにしたりと試行錯誤で撮ってます。

私が使用しているのはKenko レンズフィルター MC クローズアップレンズ NEOのno.1とno.3。これで20cmから元々のレンズの最短距離である80cmまでカバーしてくれます。


解像度や色収差など、クオリティに拘りたい方は少しお高いですがNisiのフィルターが良さそう。検索するとレビューもいくつか出てきて、とても綺麗。


この他にも色々あるけど、以前にもっと安価なものを使用したら見るに耐えない画像になったので、あまり安いものはおすすめしません…。

あじさいは寄っても引いてもかわいい。
スポットライトみたい。

久しぶりに近付いての撮影はすごく楽しかった。
また公園にいく時は持っていこう。

最短撮影距離が長いレンズをお持ちの方や、もっと寄ってみたいという方にはとってもおすすめなので、もしまだお持ちでない方はぜひ使ってみてくださいね。

それではまた。

普段はXで写真を投稿しています。


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