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Switchbot オートメーションエラー率について


Switchbotオートメーション

Switchbotには「オートメーション」という、任意の閾値をトリガーとして特定のアクションを実行する自動化システムがある。

例えば温度が26℃を超えた場合、冷房を入れるなどの動作を自動化できる。

2024年1月12日、Switchbot社から下記ポストがされた。
最近、トリガーのエラー率が上がっている事は体感として持っていたが、2023年10月下旬に話題になっていた「勝手にトリガーが発動する問題」も僅かながら見られ、このポストはその事象をSwitchbot社として確認し、原因を調査中という内容。

ちなみに以下のポストは恒例のセール時の不具合。
この時は勝手にトリガーがかかる事は無かったが、今回はその症状がみられる。

2022年8月頃のトリガー数とエラー率

まだSwitchbot HUB2がリリースされていない時代、Switchbotのトリガーエラー率を調べたことがあった。

この時はエラー率0.3%と非常に優秀だったが、現在はエラー率が跳ね上がっている。(当時とはトリガーの数がかなり異なるので一概には比較できない点に注意)

2024年1月時点でのトリガー数とエラー率

まず前提として我が家にはスナネズミという小動物がおり、彼らがストレスなく生活できるように適温維持に注力している。

換言すれば電気料金よりも適温を維持する事に重きを置いている。
(今の時期だと25.5℃~26.5℃)

そのため、人間が生活するには過剰な温度管理を行っており、はっきり言って異常なトリガー数になっている事を念頭に読み進めてほしい。

計測日:2024年1月9日
トリガー数:457
エラー数:17
エラー率:3.72%

計測日:2024年1月10日
トリガー数:401
エラー数:5
エラー率:1.25%

計測日:2024年1月11日
トリガー数:354
エラー数:12
エラー率:3.39%

温度変化

上記計測日の温度変化。
おおむね想定通りの室温(25.5℃~26.5℃)で制御できている。

ただし、これは完全な室内温度ではなく、ルーミー60という小動物用ケージの中の温度である点に注意。

詳細は文末のnoteを参照。

使用電力

当然だが、温度維持を優先する為、使用電力は高い。

1月9日:31.9kWh
1月10日:29.9kWh
1月11日:32.4kWh

エラーの傾向

オートメーションのトリガーはHUB2とシーリングライト(HUB1)で組んでいるため、各々のエラー率を調べてみた。

HUB1(シーリングライトPro)のエラー数
1月9日:4
1月10日:2
1月11日:3

HUB2のエラー数
1月9日:13
1月10日:3
1月11日:9

数が膨大なので1日しか確認できていないが、HUB1とHUB2の使用比率から考えたエラー率を見てみるとHUB1の方がエラー率が低いという、これまでの肌感覚と一致する。

1月10日のHUB使用比率(総トリガー数:401)
HUB1:155(約39%)
HUB2:246(約61%)

これから

現在、我が家ではメインをHUB2のオートメーションで行い、バックアップとしてシーリングライトのHUB1を使っている。

HUB1の方が若干信頼性が高いので、引き続き現在の運用方法を続けていく。

参考


サポートありがとうございます。すなねずみ達の為に使わせて頂きます。