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Switchbot温度湿度計 突然死について

初めに

我が家はSwitchbotに依存している。

プラグミニは10個以上あるし、HUB2、HUB内蔵シーリングライト×2、HUB1、温度湿度計10個くらい、サーキュレーター×3台、指Bot、開閉センサー。とにかく大量のSwitchbotがある。

そして我が家には2匹のスナネズミがおり、パイプで連結した3個のケージ内で暮らしている。

一番右のルーミー60

各ケージに温度湿度計を取り付けているが、一番右のルーミー60内部にもSwitchbot温度湿度計を設置し、内部が26.5℃±1℃の範囲に収まるようにSwitchbotで温度管理をしている。

異常発生

今朝異変に気付いた。

毎朝のルーチンで右の部屋内部の温度湿度を確認するのだが、表示が25℃を下回っていた。

前述の通り26.5℃±1℃の範囲に収まる様に設定をしているので、これは絶対にあり得ず、すぐに3つの可能性を考えた。

  1. エアコンが壊れた

  2. Switchbot HUBが壊れた/エラーが発生している

  3. 温度湿度計が壊れた

冷静に考えると可能性の高さは2→3→1だが、なぜか温度湿度計は壊れるようなものではないという根拠のない自信があった。

これは購入してから1年程度しか経っていないからという気持ちも大きかった。

初動1:HUB2の再起動

シーン3.0になってから尋常ではないほどトリガー不発/エラーが頻発しているので真っ先にHUB2を疑った。この異常なエラー率は近々集計しようと思う。

ちなみにSwitchbot HUB1の時代、トリガーのエラー率は以下の通りだった。

しかし、再起動をしても状況は改善しなかった。

初動2:シーン実行履歴確認

HUB2の再起動を待つ間、メインエアコンとバックアップエアコンを30℃で稼働し、室温の回復を待ちつつトリガーの履歴を確認した。

普段であれば10分に1回は必ず何かしらのトリガーがかかるが、どうやら6時51分を最後にトリガーがかかっている形跡がない事が分かった。

初動3:温度湿度計を確認

夜中は問題なく稼働していたかを確認するため、右の部屋に取り付けてある温度湿度計の温度グラフを確認した。

すると、やはり6時50分頃からグラフの記録がされていなかった。

温度湿度計のディスプレイ表示が正常だったので油断したが、この時点で温度湿度計が正常に機能していない可能性が高まった。

以下はしばらく放置した後、原因不明で復帰した後のグラフ。当該時間の温度が記録されておらず25.6℃近辺でフラットになっている。

6時50分頃から13時までのデータが抜けている。

初動4:HUB2との再ペアリング

温度湿度計に原因があると仮定すると、考えられる可能性は大きく以下の2つ。

  1. 温度湿度計自体が壊れている

  2. HUB2とのリンクが切れている

温度湿度計の電池表示はMAXだったが、念のため電池を入れ替えてHUB2と再リンクをするも状況は変わらず。

こうなると、もう温度湿度計が壊れている事が疑いなくなった。

初動5:温度湿度計を入れ替える

温度湿度計の故障とHUB2の正常性を確認する意味でも、別の温度湿度計をリンクしてトリガーがかかるかを確認した結果、問題なく稼働した。

教訓

温度湿度計は結構早く壊れる。

対策

1箇所の温度湿度計だけではなく、別の温度湿度計を使ったトリガーも作成しておく。

冒頭に記載した通り、我が家のスナハウスは3つのケージから成っている。

左の部屋、真ん中の部屋、右の部屋は各1℃ずつ温度帯域が分かれている。

これは、万が一エアコンのエラーなどでどこかの部屋が暑すぎる場合でも逃げ道があるようにわざと分布させているのだが、これを利用することにした。

室温は僕が過ごしやすい26℃付近、部屋の中(ケージの中)は約1℃ずつズラして25℃、26℃、27℃を目安にしている。

真ん中の部屋が27.3℃なので暑すぎる様に見えるが、温度湿度計を設置する場所の問題である事と、我が家のスナネズミ達はこの温度でもシェルターやティッシュに潜り込みスヤスヤ寝ている。

繰り返しになるが、ここら辺は個体によっても差があると思われるので、どの温度湿度を好むかをしっかり時間をかけて観察した上で設定温度を決めた方が良い。

真ん中の部屋は右の部屋よりもおおよそ1℃高い事から、真ん中の部屋が26℃を切ったら右の部屋も25℃を切ったと仮定しトリガーを設定する事にした。

どの程度の期間で壊れたか

僕が初めてSwitchbot温度湿度計を購入したのが2022年6月30日。

今が2023年12月26日なので、約18ヶ月。

これを長いとみるか短いとみるかは人それぞれ(保証期間は過ぎているので何も問題はない)なので、あくまでこの程度過ぎると故障の可能性があると記載するに留める。

予兆

何か温度湿度計が壊れる予兆があったかを考えていたが、1つ思いついた事があった。

  • 2日程前、HUB2の温度表示がエラーになっていた事があった。

HUB2のエラー表示

これだけだと意味不明だが、我が家の場合、HUB2のディスプレイには今回壊れた右の部屋の温度湿度計の温度が表示される様になっている。

即ち、2日程前にHUB2がエラーを起こしたと思い込んでいたものが、実は突然死直前の温度湿度計とのリンクが切れた結果だった。

今後のルール

今後、Switchbotを運用する際には以下のルールを追加したいと思う。

  1. いつ購入したのかを本体に記載する

  2. 温度湿度計は1年毎に入れ替える

  3. 温度湿度計を入れ替える時は時期をずらす

  4. 緊急時のトリガーを多点で作成する

  5. HUB2のディスプレイをトリガーにする温度湿度計の温度表示にする

自動化は便利な反面とても怖い。

温度湿度計は1,980円程度なので、これで安心が買えるのは安いと思うし、定期的な買い替えについても安定して室温を維持するためのコストとして割り切りたい。

続報

Switchbot温度湿度計不具合 続報↓

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