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大切にしたい味

「葬送のフリーレン」というアニメを観ています。フリーレンというエルフが旅をする話なのですが、第22話の回想シーンで「一度にそんなに食べなくてもまた来ればいい。」と言われて「そう思って二度と食べられなくなった味が沢山あるからね。」とフリーレンが返すシーンがありました。
また食べに行こうと思っていて、もう二度と食べられなくなってしまう事が本当に多くて、エルフほど長命ではない人間の私も激しく共感するシーンでした。

夫には千葉の北習志野で寮生活をしていた時に、よく通っていた中華料理屋さんがありました。
千葉を離れてからも関東に行く時には時々寄っていました。また冷凍餃子と春巻きがお取り寄せできるので、冷凍餃子を取り寄せたりしていました。

冷凍餃子の注文は夫がお店のLINEに送信してくれていたのですがそのLINEに突然閉店のお知らせが届いたのが1/23頃。1月末に閉店すると書かれていました。

いや、あと10日もないですやん。と驚いてお店のInstagramを見ると1/19付で閉店のお知らせが載っていました。

次の週末は別の予定があったものの行かないと絶対後悔すると思ったので千葉まで食べに行くことにしました。

最後に食べに行けて本当によかったです。再開されるお気持ちがある事も知れたのでその事も嬉しかったです。
私たちだけでなく、本当に地域に愛されていたお店なんだと感じる投稿がお店のInstagramのコメント欄にたくさん載っていて、みんなの大切なエピソードが知れたのも良かったです。

また五十番の餃子が食べられる日をずっと待っています。

食べもの屋さんに関わらず、好きなお店はいつ行けなくなってしまうかわからないから行ける時には全力で行きたいと思っています。
そして好きなお店は永遠に続いて欲しいっていつだって無責任に願っています。

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