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【まとめ】1月の読了本


年末年始はゆっくり本を読めました。
久々に行った実家近くの書店で新しい出会いがあったり、ブックオフのセールで読みたかった本と出会えたり。
いいスタートを切れた気がします。

読んだ本

●小説

  • できたてごはんを君に。/行成薫

  • スタープレイヤー/恒川光太郎

  • 砂嵐に星屑/一穂ミチ

  • グランドシャトー/高殿円

  • たおやかに輪をえがいて/窪美澄

  • 人生オークション/原田ひ香

●新書

  • 安い・美味しい・簡単 実践健康食/岩田健太郎 

●その他

  • ワーママはるのワークシフト習慣術/尾石晴

  • 「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略/尾石晴

  • 老後とピアノ/稲垣えみ子


ひとこと〜小説編〜

砂嵐に星屑

テレビ局で働く様々な職種の人が主人公となる連作短編。
そこまで言っちゃっていいの⁈ってぐらい、テレビの良い面も悪い面も描かれていて面白かった。ちょっとテレビの見方が変わりそう。
個人的には大阪が舞台なのも良かった。
(グランフロントとか出てくる)

たおやかに輪をえがいて


家庭の危機に直面し、夫と娘の世話をしているうちに自分を失くしていることに気付いたパート主婦のお話。
正直、いつか自分の身にも起こることなんじゃないかと恐かった…

十年後の肌のことなんて、考えたこともなかった。肌だけのことではない。
自分に未来があることなど意識していなかった。
『たおやかに輪をえがいて』より

この部分がとても印象的。目の前のことを必死にこなしているうちに、気づけば時間が経っていた…そんなことにならないよう、自分に向き合う時間を作っていきたい。

グランドシャトー

大阪・京橋のキャバレー「グランドシャトー」を舞台にした、2人のホステスの物語。
こんな時代、こんな世界、こんな文化があったのか…と驚くことばかり。
本編を読み終わってから、プロローグに戻ってもう一度読んで、ようや物語が終わる構成もとても良かった。
たくさんの人を幸せにできる力を持っていた2人、本当にすごい。

ひとこと〜新書編〜

安い・美味しい・簡単 実践健康食


定期的に食事や健康系の本を読みたくなる。
食と健康を語る本では珍しく、コスト視点が書かれているのが良かった。
当たり前だけど、何でも適量がいちばん。
いくつかのスーパーを回って特売品だけを買うと、安いもの、旬のものを偏りなく食事に取り入れられる、という話に納得。
実践していこう。(私は歩くのもスーパーも好きなので苦にならなそう。)

ひとこと〜その他編〜

「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略

Voicyで知った、ワーママはるさんの著書。
私自身、今はまだ30代で子育てもしてないけど、将来への不安とモヤモヤは常にあって。そんな中、人生の先輩の経験談が知れて良かった。
できるだけ長く、健康に働けるよう、何が「自分業」になるか?を考え、まずはやってみる精神を大事にしたい。

老後とピアノ

著者が大人になってからピアノに挑戦した記録。
老いていく身体と戦いながら、毎日何時間も練習して…と想像した以上に過酷だった。
そんな苦労の先で、美しい曲を自らの手で奏でられたら、それはとても楽しいだろうな。
ピアノへの憧れがまた大きくなった。
クラシック曲がたくさん出てくるので、Spotifyで検索しながら読むのも楽しかった。


さいごに

新年に今年の目標やウィッシュリストを考え、読書欲や学びたい欲が高まっているこの頃です。
あと今年はモノを減らしたい…
本棚にも限界があるので、泣く泣く本もメルカリに出品していこうと思います。手放すことで新たな出会いがあると信じて!

読んでいただきありがとうございました。

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