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5ヶ月間、初めての店長記録

あなたの得意なことは何ですか?って聞かれたら、なんて答えますか。

私は、どんな人ともフラットにいい距離感でコミュニケーションを取れること、かな。

その背景には、人の特性を早い段階で掴んで、良いところだけ引き出すことを、無意識的にやっていたことがあるのかも。

最近仕事で大きく一区切りがついたので、振り返ろうと思う。

ばっくり学びとしてこんなこと

初めて店長を経験した。

ずっとやりたいやりたいと言っていたので、短い限られた期間だったけれど、やりたかったことに挑戦できたことがまず良かった。

終わってしまえば全てが美しくて、大変だったこともあったけれど、総じてよし、と感じている。

自分がプレイヤーだった時の視点では見えないものが少し見えた。

なんで店長って〇〇なの?と疑問に持っていたことが、わかるようになってスッキリした。

逆に、プレイヤーの気持ちがよくわかっているからこそ、他の人に対してはなるべくわかりやすく、鮮明になるように伝えた。伝わったかわからないけど。

こんな風に、わからなかったことがわかるようになったおかげで、きっとまだわからないことがたくさんあるんだろうなと知った。

新卒の時、何に対しても見えないことに対して少し嫌悪感みたいなのがあったけれど、背景を知ること、知ろうとすることが大事だなと思った。

そんなことで、全体像として、見えなかったものが見えて、また見えないものがあることを想像して、そんな視点を持てるようになった。

コミュニケーションで、きっと良かったこと


最終日、スタッフのみなさんがありがとう会をサプライズで計画してくれた。

それをしてくれたことが素晴らしいのはもちろんだけれど、そうしたいと思ってもらえる関係性づくりができたことは、一つの成功だと感じる。

今回集まったメンバーは、今回の店舗限定のスタッフだったので、終わりが見えていたからこそ団結して走り切りたかった。

そしてきっとそれができたことは、私にとって大きな成功体験になった。

具体的に意識していたことは、3つ

①初めの自己開示をできるだけ多くする。

私からスタッフ、スタッフ間全方向の自己開示を徹底的に行った。

これはDラボの知識と、自分の新卒研修の時の経験からなんだけど、初対面こそ相手のことを詳細に知ることで、後からの期待外れが無くなるらしい。

優しい人だと思ってたら、意外とサバサバしててキツい人だった。→怖い、最初から実は表面だけいい人だったんだとか

はじめは飲み会によく参加してたのに、途中から全然参加しなくなった→実は飲みの場が好きじゃないって聞いたけど、じゃあ最初の頃はイヤイヤ参加してたの?とか

もっとわかりやすい例がありそうだけど笑、とにかく「知らない」ことで人は勝手に期待をしてしまうので、ちゃんとその人のことを細かく「知っておく」ことで、間違ったその人の想像で裏切られる思いをしなくなるんだって。

そんなこんなで、初日のチームビルディングを徹底的にやりました。

「人生で1番悲しかったことは?」「人生で1番会いたい人は?」「あなたにとって1番大切な記憶は?」

そんな感じで、ちょっと聞きづらいけど、話し始めるとその人らしさが出てくる質問を投げかけて、ワークをした。

みんなからのフィードバックの中にも、最初のチームビルディング研修があって良かったという言葉があったので、きっとスタッフ側としても良かったんだと思う。

もちろん、私もできるだけ自分のことを詳細に、好きなこと嫌いなこと楽しいこと嫌なことなど、話しました。

②具体的に褒める

これは、人事のカリスマに聞いたこと。

「マネジメントの立場のテクニックとして、どんなことが必要ですか?一個だけこれは、、!っての教えてください🙇‍♀️」

そんな感じで教えてくれたのが、「具体的に褒める」というこれ。

「今の接客、いい接客でしたね!」

じゃなくて

「今の接客、お客様の来店に早く気づいて、いい笑顔でご挨拶していて、素敵でしたね!」

って、何が良かったのか具体的に伝えるという感じ。

確かに、ピンポイントで褒めてもらえると、良かった部分を意識して次もやろってなる気がする。

はじめはうまくできなかったけれど、とにかく具体的に具体的にという意識を持って、褒めるフィードバックをたくさんした。

やっぱり大人になっても褒められたら嬉しいもので、いいと言ったことは続けてくれて、いいことはどんどん増えて、素敵なスタッフに育ってくれたと思う。

私自身としては、人の良いところにたくさん気づけるようになって、相乗効果で良くなっていった感覚もある。

お互いにとって気持ちのいいコミュニケーションを取る基礎になった。

③ぜっっったいに悪口を言わない

小学生かよ笑
みたいなことだけれど、めちゃくちゃ大事だったと思う。

悪口と一口に言っても、人だけじゃない。

環境、お客様、何か問題が起こった時も、絶対に言わない。

ネガティブは必ず生まれるけれど、それを悪く言って終わっていたら、何も生まれない。

いや、生まれるのは悪い空気、かな

ネガティブが生まれたら、それはエネルギーにしなきゃいけないし、それが仕事だと思う。(幸せに生きるコツだとも思う)

じゃあどうすればいいか、次同じネガティブが生まれないようにすればどうすればいいか、次は面白くなるように工夫できるきっかけになるから、めちゃくちゃ意識してた。

「受付が混雑してて本当に大変すぎます」

って声があった時に、

「確かに大変ですよね、、(共感)大変な受付を捌いてくれて本当にありがとうございます。(感謝)でもずっとこのままだとみんな苦しくなっちゃうから、どうすればいいですかね、、?(課題提示と協力を求める)」

ってループでコミュニケーションを取ると、嫌な気持ちにならずに協力体制になり、新しいアイデアを生み出してくれるきっかけにもなる。

稀に、人に対しての悪口があった時、

「〇〇さんって、話が長いし自分の話ばっかりなんですよね」

「そうなんですか笑(否定も肯定もしない)でも確かに、ものを選ぶお客様にとってはたくさん情報欲しいから、〇〇さんみたいにいっぱい情報くれる方って嬉しい方もいるかもしれないですね。(〇〇さんのフォロー)

え、ていうか逆にそれに気づくってことは普段からお話をたくさん聞く側になることが多いってことですかね??ヒアリングってめちゃくちゃ大事だから、素敵!普段どんなこと意識して接客されてるんですか?(その人自身も肯定)」

みたいな感じです笑

思ったより普段から考えながら会話してたなあと改めて思う。

悪口だけは、何も生まないので、逸らして気づきにしてポジティブなエネルギーに変えてました。

まとめ

とても「うまくいった経験」として良いカードを手に入れました。

毎日の小さな積み重ねが、良い結果につながった良い例になった。

きっと私に向いていて、これからの糧になる。

甘んじずこれからも楽しく働きます。

ちなみに画像は6回通った推しカレー

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